人生を変えるきっかけ  建築家とつくるスタイルのある暮らし
(株)横山設計事務所+光象研究室は、山形・東京を拠点に住宅・店舗・集合住宅などの設計・監理を手掛ける建築設計事務所です。


山形市T・S邸の 完成写真と工事日記

■左下に 「工事日記INDEX」 があります。



 
2008年 12月 08日 山形市 T・S邸 地鎮祭

このところの寒暖の差のはげしさに、体がついていかなかったようで すっかり風邪をひいてしましました。昨日はたまご酒を飲んで休んで いたのですが、飲み足らなかったようです。
 
先週の木曜日にT・S邸の地鎮祭が執り行われました。ここまでくる のが長かったので、私も施主のSさんご夫妻もほっとした感じです。
 
プランスケッチ
 
 これは地鎮祭が
 始まる前に、縄
 張りといって建
 物の位置をテー
 プで敷地に示し
 たものです。鉄
 骨造3階建て
 で、ブルーのが
 1階、ピンクのが
 3階部分です。
 
 
 
 
地鎮祭の様子です。テントの中に祭壇を設けてありました。神主さんのおはらいの後に神様に降りて来てもらい(降神)、建物を造ること、工事の安全を祈願する訳です。
 
最初にSさんのご主人とお会いしたのが一昨年の4月。当初の 土地よりもっと良い土地にしたと連絡があり、ご夫妻と打ち合わ せをしたのが昨年の8月。そこから基本、実施設計と続き、確認 申請では構造計算の審査に時間がかかり、見積もり合わせの うえ業者決定、そして地鎮祭です。
 
この間に、鋼材や原油の異常な高騰がありましたが、ここにき て下落になっていますから、時間がかかったのも案外良かった かもしれません。完成は来年8月予定です。 いい建物ができるよう頑張ります。
 
# by cosyoken | 2008-12-08 15:45 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 02月 09日 山形市 T・S邸 原寸検査

先週の金曜日にT・S邸の原寸検査に行ってきました。鉄骨工事の 場合は鉄骨の加工に入る前に、鉄骨の施工図を書いてもらい現場 監督さん、大工さんそれに設備の担当者に検討してもらいます。
そしていざ加工するという直前には、鉄骨加工の工場に行き、原寸 で書かれた柱や梁の寸法や納まりを確認します。
 
プランスケッチ
 
 これがその光景
 です。床に例え
 ば9mの長さの
 柱が墨で書か
 れ、別の色で梁
 の接合部が書か
 れます。それを
 現場監督さん、
 工場の社長さ
 ん、書いた職人
 さん、大工さんと
 検討していきま
 す。
 
木造であれば多少のところは現場で手直しができるのですが、 鉄骨の場合はそうはいきません。やり直しがきかないので、ここ まで慎重につめていくのです。
こうして加工された鉄骨は大型車で現場に搬入され、クレーン車 で吊られ鳶職人の手によって組み立てられます。木造でいう上棟 です。それは3月の上旬の予定です。
 
# by cosyoken | 2009-02-09 16:07 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 03月 16日 山形市 T・S邸 棟上

幅30cm高さ50cm長さ7.5m重量1tのH型鋼の梁がクレーン車に 吊られ3階に運ばれます。待っているのは鳶職人たち。さっき架けら れたばかりの梁の上を軽々と歩いています。
 
プランスケッチ
 
先週の金曜日にあったT・S邸の棟上の光景です。鳶職は高い所を 華麗に動き回ることから「現場の華」とも言われている職業です。 危険と隣り合わせ。ちょっとした気の緩みが事故につながります。
 
私の義弟が東京で鳶職人をやっていて、彼の結婚披露宴でのこと です。仕事仲間に囲まれて宴もなごやかに進み、お色直しの再 登場でスポットライトをあびた新郎の衣装に会場はどよめきました。
 
なんと現場の作業服だったのです。司会者の「どうぞご覧ください、 仕事着は男の晴着です」。新婦をつれて歩く姿に「いいぞ男前!」 上司から「それでヘルメットがあれば今夜は夜勤だ」との掛け声。
 
鳶職は誇り高い男の集団と言われています。彼は人生の晴れ舞台 で職人としての誇りを披露したのです。また危険を共にしているか らこそ生まれる仲間との信頼や連帯という絆をも披露してくれました。
 
T・S邸で機敏に動き回る精悍な顔立ちの鳶職人たちを見ていて、 ふと数年前の義弟の結婚式のことを思い出したのです。
 
# by cosyoken | 2009-03-16 11:51 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 03月 30日 山形市 T・S邸 現場打ち合わせ

先週は小雪舞う中を卒業式帰りの学生たちが、ほっとした顔つき で歩いているのをよく見かけました。そして明後日から4月。入学 式や入社式で緊張した顔つきで街を歩くのでしょうね。希望をもっ て歩きつづけてほしいものです。
 
昨日はT・S邸の現場打ち合わせがありました。鉄骨工事が終わ り大工さんたちが外壁の下地や室内の間仕切り工事に入ります。
 
プランスケッチ
 
 打ち合わせでは
 電気の照明やス
 イッチそれにコン
 セントの位置を
 決めていただき
 ました。照明器
 具自体にセンサ
 ーがついてい
 て、廊下を進む
 ごとに照明がつ
 いていくという便
 利さです。
 
 
驚くのはインターホン機能です。なんと来訪者がベルをならすと その人の顔が室内でカラーで見えるのはもちろん、それが携帯 につながり外出していても携帯で見られて話せるのです。
たしかに便利ではあるけれど、わずらわしいことも増えるような 気もします。だけど携帯で暖房の入り切りや浴槽の給湯ができ るのも、もうすぐらしいしなんとも凄いものです。
 
# by cosyoken | 2009-03-30 10:25 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 05月 01日 山形市 T・S邸 現場打ち合わせ

このところのニュースは、例えば英国の無名な女性スーザン・ボイル さんの歌声が世界的に注目されたり、新型ウィルスがまたたくまに 世界中に蔓延の兆しだったりと、よくもわるくも国を超えて世界があ ることを知らせています。これが平和に結びつけばいいのですが。
 
昨日はT・S邸の現場打ち合わせがありました。現場は内装にかか っています。Sさんご夫妻に現場を見ていただきました。当初の図面 から変更になった箇所があるので、その確認とそれにともなっての ドアの移動などを検討していただきました。
 
プランスケッチ
 
現場は図面通りに進めばいいというものではありません。予期し ないことがでてきたり、実際の状況をみて変更した方がいい場合、 現場で検討します。また図面を実現化するために、専門的な内 容の打ち合わせが必要です。
 
このときに頼りになるのは現場監督さんはじめ現場のプロ集団 です。私はすべての業種に精通しているわけではありません。 木工事であれば棟梁の知恵や経験が必要です。彼らがよりよい 建物を造ろうとする姿勢でいてくれるおかげで、現場打ち合わせ が成り立っているのです。
 
# by cosyoken | 2009-05-01 11:20 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 06月 08日 山形市 T・S邸 現場打ち合わせ

日が長くなりましたね。夕焼けが7時頃まで続きます。藤沢周平の 「おぼろ月」という小説に、次のような凄い描写があります。
 
春の日暮れは、秋のようにすとんとひっくり返ったように夜に変わる ことはない。そこまで来ている夜と、しばらくはじゃれ合いながら、 ためらいがちに姿を消して行く。
 
さて、先週の木曜日にT・S邸の現場打ち合わせがありました。 外部の足場がはずされ、外観が姿を現しました。
 
プランスケッチ
 
3階がリビング・ダイニングキッチンになっていて、せり出す形に なっています。軽く見せたいという思いもあって、3階は白、1・2 階は薄茶色の外壁になっています。
 
打ち合わせはフローリングや造作家具など、仕上げに関する ことです。ここ数年で仕上げの材料は驚くほど進歩しています。 いまやあらゆる表現が可能な時代になってきました。選択の幅 がひろがってきたのは、いいことには違いないのですが、迷う こともますます多くなりましたね。進歩もほどほどにしてもらい たいものです。
 
# by cosyoken | 2009-06-08 11:52 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 07月 15日 山形市 T・S邸 現場打ち合わせ

一雨ごとに草木が伸びていきます。やがてむせるような青葉の 香りが漂い、暑い夏の季節を迎えるのでしょうね。今年の夏は 選挙もあるので、なおさら暑くなりそうです。それにしてもね、 国民の惨状を見ずに自分たちの保身のみで騒いでいる政治家 にはあきれるばかりです。
 
先週の木曜日にT・S邸の現場打ち合わせがありました。現場は 大工さんの工事がほぼ終わり、仕上げの塗装にかかっています。 今回は大工さんたちが随分苦労した階段をお見せします。
 
 
プランスケッチ         左は3階から屋上に上る階段です。
        下は2階から見ています。
プランスケッチ
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
プランスケッチ
 
図面や現場で打ち合わせを重ね、ようやくできた階段です。設計 というより、実現化した大工さんたちに感心します。凄いです。
私の設計意図をくみとり、さらに上をめざそうとする現場の協力 体制がなければ、こうしたことはできません、感謝!
 
# by cosyoken | 2009-07-15 12:25 | 山形市 T・S邸
 
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2009年 09月 12日 山形市 T・S邸 完成引渡し

ひと雨降るたびに寒くなるといいますが、今朝の小雨の寒いこと。 夏の残暑のかけらもなく、秋の気配が深まっていきます。
 
一昨日にT・S邸の完成引渡しがありました。鉄骨造3階建てで 面積も大きく、さらに壁・天井が塗装なので、9ヶ月の工事期間 でした。長いようで短くも感じます。
 
プランスケッチ
 
 鍵をお渡しする
 前に、電気や設
 備の取り扱い説
 明があります。
 そのワンシーン
 です。左に見え
 るのは、家具で
 造ったキッチンと
 床下排気をする
 グリーンハイキと
 いう換気扇です
 
 
Sさんのご主人と初めてお会いしたのが3年前。土地が決まり 奥様とお会いして基本設計ができたのは2年前です。それから 模型を見ながらの打ち合わせが続き、ようやく模型通りの家が 完成したのです。
 
「感慨深い」とご主人が話されますが私も同じ思いです。奥様 は「楽しかった打ち合わせが終わるのが寂しい」と話され、これ も同じ思いです。楽しんでいただけて本当に良かった。
 
また「自分達がこんな風にと考えていたのが、それ以上の提案 をしてくれた」と喜んでいただけたことは、私の本望ですね。
 
Sさんご夫妻に、このような機会をいただけたことに感謝します。 そして現場監督さんはじめ工事関係者に感謝します。階段造り に苦労した大工さん、休日も現場に出て黙々と仕事をしていた 塗装屋さん、多くの方々がプライドにかけて仕事をしてくれました。
 
映画のラストに俳優や制作に関わった人の名前が流れますが、 家の完成でも同じことをしたいですね。みんなで造りあげた家 ですから。その家が新しいスタートをきりました。
 
# by cosyoken | 2009-09-12 14:28 | 山形市 T・S邸
 
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