横山設計事務所は、山形・東京を拠点に住宅・店舗・病院・集合住宅等の建築設計をしています。
人生を変えるきっかけ 建築家とつくるスタイルのある暮らし


横山侑司 所長エッセイ 「つれづれに」

■こちらでは、ブログ 「私のスケッチブック」 の中で、現在進行中のプロジェクトの報告の合間に書いているエッセイをお読みいただけます。日々の出来事や刺激を受けた芸術作品のことなど、ふわりとした心象スケッチです。時々更新しています^-^。
■このページは、ブログ閲覧の出来ない方のためにご用意いたしましたが、同じ内容のエッセイを 建築家.横山侑司のブログ「私のスケッチブック」 でもご覧いただけます。
■左下に 「つれづれINDEX」 があります。



 
2011年 04月 21日 原発事故
プランスケッチ  先週の梅に続き山形でも               
 桜が咲き出しました。梅も                     
 桜もこぶしもいっぺんに咲              
 く躍動感は、東北の春の                      
 醍醐味です。                      
 避難された人たちがなる                      
 べく早く故郷に帰れること               
 を祈らずにいられません。
 
原発事故収束工程表が発表され6〜9ヶ月を要するとありました。 しかし放射線量が高いため人が近寄れず、遠隔操作ロボットが 入っても湿度が高くレンズが曇って視界不良、というニュースを 見ると暗雲たる気持ちになります。やはり原発は造るべきではな かった。人間の手に負えるシロモノではなかったのです。
 
原発に突き進んでいった原因は、リスクを隠したエネルギー政策 と電力需要です。安全神話をつくり、需要をあおった電力会社は 重大な責任があります。
 
例えばオール電化です。安心で快適で経済的というPRをさかん にしてきました。確かにオール電化の良さはあって、またたくまに 普及しました。しかし原発に依存した結果がこうですから、風力、 水力、太陽熱、地熱などクリーンなエネルギーを真剣に議論する べきだったのです。
 
3.11は私たちに現代日本の問題をあぶりだしました。エネルギー だけではなく消費のありかたや利己主義の反省まで多義にわたり ます。これから必要なことは、一つ一つ見直し、本当に安全で安心 でき、それが幸福に結びつくかを見極めることでしょう。 その結果として豊かな生活が多少損なわれるとしてもです。実の ところ、3.11以前の生活は豊かでも、閉塞感や格差社会で少し も幸福を実感できなかったのですから。
 
# by cosyoken | 2011-04-21 10:50 | つれづれに
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2011年 04月 14日 耐震
プランスケッチ  山形でもようやく梅が咲き                    
 始めました。桜前線も近づ                   
 いてきています。                 
 「自粛の自粛」を新聞でみ                  
 た時、ちょっと笑えました。          
 やっぱり花見はしなくっちゃ                  
 経済まで落ち込みます。
 
 
今回の大震災で被害をうけた木造家屋は、地震よりも津波でした。 映像をみると震度6でも街並みは普通だったのに、巨大津波で根 こそぎ流されてしまいました。津波にはまったく無力でしたが地震 には耐えられたようです。
 
日本は地震国ですから、これまでの地震の経験から何度も基準 が見直されてきました。阪神・淡路大震災でも、昭和56年以前の 基準で建てられた家屋に大きな被害が集中していました。その後 の平成12年にも基準法が改正されましたので、現行の基準で建 てられる木造住宅はまず安全だといえるでしょう。
 
東北の被災地ではなく関東での被害の多くは地中の液状化でした。 地中の水と砂がヨーグルト状になり建物が傾いてしまったのです。 これも平成21年から施行された瑕疵担保保険では、地盤調査で 地盤が軟弱なら、杭や土中改良をしてから建てることが義務にな りました。これで、よほどの沈下がないかぎり安全だといえます。
 
心配なのは昭和56年以前に建てられた木造家屋です。早めに 耐震診断をして、自宅の強度を調べる必要があります。県や市で そのための補助などもしているようです。ぜひ活用してください。
 
# by cosyoken | 2011-04-14 10:57 | 建築
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2011年 04月 07日 希望
四月に入り、例年なら新社会人や新入生が希望を胸に秘め初々 しく街を歩くのを、ほほえましく見ていたものです。
 
今年は、その希望という言葉が、重く厳粛に響きます。大震災の 被害にあわれ家も家族も仕事もすべてを失った人たちが、希望 だけを失わずに立ち上がろうとしているのを見るからです。
 
壊滅状態の被災地で「かならず復興してみせる」「二年待ってく れ、またうまい牡蠣を食わせるから」。これらの言葉に私はただ うなずくしかありません。
 
被災者の人たちの希望をささえようと、世界中から支援の手が さしのべられています。また多くの人たちがメッセージをつたえ ようとしています。
 
kizuna311  渡辺謙「雨ニモマケズ」朗読
 
たんたんと読まれる詩の、なんと力強いことか。宮沢賢治の 「雨ニモマケズ」の精神が、新しくよみがえる不思議。
 
一滴のしずくのように沁みこむ言葉は、311以前には何の役 にもたたないと思われていたかもしれません。でも今は違う。 みんなの絆が、信じられる気がするのです。
 
# by cosyoken | 2011-04-07 11:55 | つれづれに
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2010年 09月 14日 エコハウス
プランスケッチ  数日前の夕暮れの風景です。               
 朝晩は気温が下がって肌寒              
 さを感じるようになり、陽はストンと落ちて
 暮れてしまいます。             
 もう少し残暑が続くようですが、                
 夏の終りを感じるようになりま              
 した。夏の終りの寂しさよ。
 
 
山形市内で33℃の猛暑のある日、芸工大近くに建てられたエコハウス に見学にいってきました。断熱材がしっかりした建物の室内の温度が 知りたかったからです。吹抜けの大きなスペースの2階にエアコンが 一台稼動していて、1階の温度は29℃でした。少し動くと少し汗ばむ 温度で、快適性は、いまひとつという感じでした。
 
風通しは考えられていて、北窓やトップライトから風が抜ける、という 説明でしたが外気温が高ければ熱気が入るだけなので、夏場には エコハウスもかたなしということでしょうか。
 
この建物の断熱は凄くてグラスウールの断熱材が壁に300o、屋根 に400oです。通常の倍の厚さで包まれています。サッシもまた凄く てドイツ製の木製でLow−eトリプルガラスです。
 
理想的な造りではあるのですが、問題は工事費です。坪単価で100 万円をこし総金額が7000万円超とか。いくらなんでも高すぎます。 「21世紀環境共生型モデル住宅整備事業」の一環で、県が事業主体 になっていますが、庶民に手が届かないモデルって何なの?
 
思うに費用対効果のバランスですね。断熱材が一般的なもので、それ でエコハウスよりも年間10万円の光熱費がかかったとしても10年で 100万円、100年で1000万円です。エコハウスは過剰な設備とも 思えます。まして特注のサッシでドイツで造った物を輸入するなんて、 県のやる事業とは思えません。
 
もっとも「森林=エネルギー=モデルハウスというシステム」で「地場材 の木材を使ったエコハウス」と資料にありますので、断熱のほかに別の 思いがあるのかもしれませんが、それにしてもね、県税ですからね。
 
# by cosyoken | 2010-09-14 09:50 | 建築
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2010年 08月 30日 コンペ(設計競技)
プランスケッチ  暑い日が続きますが、朝のセミの                      
 音が心もち弱弱しく聞こえ、夕刻              
 には鈴虫の音が聞こえるようにな             
 りました。今朝の通勤の途中に              
 コスモスが咲いているのを見つけ                
 ました。少しだけ、秋の気配です。
 
 
先週の土曜日に設計契約をしていただいたお宅に、最初に提出した 基本プランを少し修正したプランと、その模型をもってお伺いしました。 大変よろこんでいただき、私もほっとしました。しばらく検討していた だき、変更がなければ実施設計に進みます。
 
私にプランの依頼をされたきっかけは、私のHPをご覧になってのこ とですが、私以外にも気になった設計事務所数社にプランの依頼を されていました。
 
同じ要望を伝え、数社からプランを出してもらい1社に決定すること をコンペ(設計競技)といいますが、施主と設計者と共に有意義なこ とだと考えています。施主にとってはいくつものプランをみて比較で きるし、設計者にとってはチャンスがひろがるからです。
 
私の仕事の多くはコンペでの受注によるものです。一番多いのは ハウスメーカーのプランに納得できず、私のプランを見てみたい、 と依頼されるケースです。
 
家づくりで可能性を追求するのはとても重要なことです。工事金額 からしてこんなもんだろう、と安易に決定される前に、ぜひコンペを してみることをお勧めします。設計者は無料でも快くプランを出して くれるはずです。気楽に理想の我家を追求してみてください。
 
# by cosyoken | 2010-08-30 10:50 | 建築
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2010年 05月 31日 基本プラン
プランスケッチ  明日から6月、早いですね。             
 初夏の陽射しに、木々の緑             
 は青さを増していきます。                
 光と影のコントラストが少し          
 強くなった気がします。今朝             
 の通勤スナップです。
 
 
 
このところ、ある住宅の基本プランをつくっています。住宅では間取り が重要なのはいうまでもありません。快適性や生活スタイル、それに 家族間のコミュニケーションまで関係します。私のプランのつくり方を 少しご紹介します。
 
敷地を見せてもらい、ご家族の考え方をお聞きして、いくつものプラン をつくっていきます。絶対の正解というものはありません。そのご家族 にとっての理想の家を追求していく作業です。
 
一案目は、すべての要望を満たしたものを心がけます。時間がかかり ますが、そうすることで要点が整理されて、私の頭にインプットされます。
 
二案目、三案目とつくっていくと、こなれてきて自由になれます。また 違う角度からの発想ができるようになります。いくつものプランをつくり、 数日の期間をおいて再度検討していきます。そしてよりベストと思える ものを3案程度にしぼり、ご提案しています。この間、約3週間です。
 
一級建築士の試験に製図の実技があります。課題は前もって知らさ れますが、具体的な条件や敷地の形状は試験会場で知らされます。 それから5時間内で平面図、立面図、断面図を書くわけです。
 
私もとりあえず試験に受かりましたので、あっというまにプランをつくる ことは容易です。ですが家というのは高価な上に生活する場ですから、 充分に時間をかけ、練り上げたプランでなければ、と思うのです。
 
# by cosyoken | 2010-05-31 12:10 | 建築
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2010年 02月 26日 バラガン邸
2月ももうすぐ終わりですね。そして3月。最近、街で新社会人らし い人たちをよく見かけます。初々しい感じがとってもいいですね。
 
先月みてきた「ルイス・バラガン邸を訪ねる」という展示会について HPにコラムを書いて更新しました。ここには写真を載せますので、 よろしければ合わせてご覧ください。
 
この住宅は1948年に完成した、メキシコが生んだ建築家の巨匠 バラガンの自邸です。凄いことに2004年にユネスコの世界遺産 に登録されました。20世紀最高の名作住宅といわれています。
 
プランスケッチ  玄関から、このホ
 ールを通りリビン
 グに入ります。外
 界から閉じ、彫
 刻のような階段
 と切り取られた
 天井、金色の
 絵、それに時と
 共に移動する
 光。 右下にある
 椅子の、位置と
 向きが50年間
 変わらないという
 エピソードがあり
 ます。それだけ
 完璧に構成され
 ている、というこ
 とでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この下の写真の住宅は、彼の最後の作品でヒラルディ邸です。 色や光を自在にあやつる彼の集大成ともいえる空間です。
 
プランスケッチ  食堂の一角にプ
 ールをつくり、色
 と光で幻想的な
 雰囲気を醸しだ
 しています。メキ
 シコの強い陽射
 しだからこそ、原
 色が合うのかも
 しれません。
 
 
 
 
 
 
これを設計したのは、彼が75歳のときです。現場にかよい色を なんども塗り替えさせたようです。作品自体もそうですが、彼の 完成度を上げるための執念に、深く感動するのです。
 
# by cosyoken | 2010-02-26 17:35 | 建築
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2010年 02月 22日 中庭のある集合住宅
春めいてきましたね。淡雪とでもいうのでしょうか、一昨日の雪も あらかた溶けてしまいました。木々の蕾も少し大きくなったような 気がします。このまま春になればいいのですが。
 
先日、見知らぬ山形の若い建築家から突然メールが届きました。 以前見かけた建物の設計者が、私だとネットで偶然知ったので、 とあり感想を送ってくれたのです。嬉しいのでここでご紹介します。
 
「以前双葉公園周辺を散歩していた際、中庭のある集合住宅を 発見しました。その時にはほんと、名もない名建築を発見したと 思って集合住宅を散策しました。(中略)あの建物を発見したとき には本当に興奮したんです。あぁ・美しいな、とうれしくなりました」
 
メールをくれた I さん、ありがとうございました。励まされます。
 
プランスケッチ  次の日、久しぶ
 りに行って撮って
 きました。6年経
 ちましたので多
 少汚れてはいる
 ものの、いい味
 わいをだしていま
 す。中庭の木々
 もずいぶん成長
 しています。
 
 
 
 
 
名建築なんておこがましいですが、思いが込められていることは 確かです。木製の玄関ドアのデザインをオーナーと相談して夫々 変えたり、外壁の塗り材を左官屋さんと共に工夫したりしました。 また当時の芸工大生に鉄や陶器で手すりを造ってもらいました。
 
私の設計というより、工事に携わった人たちの熱い思いが建物に 込められていて、時間を経ても見る人に、何かを感じてもらえるの だと思います。痕跡を残しながら造り続けることは、手が抜けない ことでもあって、責任の重さや厳しさを感じます。
 
# by cosyoken | 2010-02-22 12:12 | 建築
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2009年 12月 04日 山形家づくりの本 2010
「山形家づくりの本」の建築家特集に載せる原稿ができましたので、 もうすぐ出版ですが、その前にここでお見せします。昨年と今年に 完成した家を並べさせていただきました。
 
こうしてみると統一感や作風とかには無縁だな、と我ながら思います。 「家づくりは建て主ご家族と建築家の共同作業」そのままです。 建て主の夢はそれぞれ違います。その夢を大切にして、さらに私の 思いを込めて実現したといえます。
 
よく「建築家は作風を見て選びなさい」と本には書かれていますが、 その意味では失格かもしれません。それでもいいと思っているので す。建て主の予算を、建築家の独りよがりで使ってはいけないと。
 
作風はばらばらですが、建て主と共感しあいながら、ひとつひとつ ていねいに造っているつもりです。下の枠内をクリックして拡大する と、大きな画面で見れますので、よろしければご覧ください。
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2009-12-04 13:22 | 建築
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2009年 09月 07日 リフォーム セミナー
今朝は秋らしい青空が広がっています。木々も高いところから 色付きはじめました。セッテンバーのメロディが流れます。
 
昨日はビックウイングで開催された「住宅リフォームフェア」に 行って来ました。セミナーの講師として1時間ほどお話してきた のです。タイトルは「住宅設計・間取り」です。
 
プランスケッチ  広い会場には多くのメーカーや電気              
 設備の業者さんがそれぞれ展示を             
 していました。その一角がセミナー              
 会場でした。
 
 
お話したのはリフォームの可能性についてです。「劇的ビフォー アフター」でも分るようにアイディア次第で生活空間は驚くほど 変わります。間仕切りをとりワンルーム形式にすれば広がりが もて、家族間のコミュニケーションも図れます。
 
リタイヤ後の生活を、豊かに送るためのリフォーム。第二の ステージを豊かな空間で過ごせるためのお手伝いをしたいと 考えています。お気軽にご相談ください。
 
# by cosyoken | 2009-09-07 11:15 | 建築
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2009年 08月 24日 バタフライスツール
選挙カーが朝から走っています。昨日の日曜番組はともかく平日の TVでは芸能人の事件の報道ばかりです。TVの及び腰か、政府の 圧力かわかりませんが、選挙直前なのに変ですね。
 
昨日は東根市のS邸へ打ち合わせにお伺いしました。新生活は快適 に過ごされているご様子で、私もほっとしました。
 
ふと見渡すと新しい家具のなかに、バタフライスツールを見つけました。 山形市のO邸でも購入されていました。同じイスが置かれていること に感慨深いものを感じます。
 
プランスケッチ  このイスは1956年に柳宗理がデザ             
 インし、山形の天童木工が制作して           
 います。あたかも蝶が飛んでいるデ          
 ザインなのでバタフライスツールと名前         
 がついています。ルーブル美術館や           
 ニューヨークの近代美術館などに展示        
 されている、イスの名品です。
 
 
シンプルながら洗練された曲線で、優美とともに格調あるデザイン です。50年の年月を経ても、斬新な力強さを失っていません。
 
柳宗理は建築家ル・コルビュジェの「装飾のないところに真の装飾 がある」という概念に、大きな衝撃を受けたといいます。及ばずなが ら私もコルビュジェの影響を受けています。
 
SさんもOさんも、以前から欲しかったかもしれませんが、新築時に 家に似合う家具として購入されたのでしょう。そこが私はとてもうれし いのです。
 
# by cosyoken | 2009-08-24 16:28 | 建築
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2009年 02月 16日 陽だまり
先週の陽気から一転、また冬に逆戻り。でもまだ2月ですからね。 あのまま春になったら、かえって温暖化の心配をしてしまいます。 今朝の雪をそんなふうに思えるのも、厳冬を過ぎたからですね。
 
プランスケッチ  これは昨日の東
 大手門の風景で
 す。やわらかな
 陽射しに木々の
 影もまたやわら
 かな感じです。
 光りの強弱によ
 って同じ風景でも
 違う印象になり
 ます。四季を感じ
 るひとときでし
 た。
 
 
 
陽だまりという美しい言葉があります。私の設計ではこの陽だまり を大切にしています。どんなに機能的な間取りでも、リビングに光 が射さなければ居心地がいいとはいえません。
 
街中に建つ家の設計では、将来隣に家が建っても光だけは入る よう工夫します。例えばトップライトです。天空だけは誰からも 邪魔はされません。寝室を1階にして2階をリビングにすることも あります。
 
長い年月を経ても、周りの環境が変わっても、いつまでも陽だま りのあるリビングであってほしいと願うからです。
 
# by cosyoken | 2009-02-16 11:00 | 建築
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2008年 12月 01日 挑戦-原点から
いよいよ12月に入りました。今年は原油高に世界的な金融危機 で大変な年でしたから、早く来年になって少しでも明るくなればと。
 
今回は先週東京で見て来た「安藤忠雄建築展」のことを書いて みます。タイトルは「挑戦-原点から-」。彼の原点ともいえる住宅 「住吉の長屋」を実物大の模型を造り展示していました。
 
プランスケッチ  ポスターの写真
 が実写です。道
 路に面して幅3.
 5m高さ5.8m
 のコンクリート打
 放しの壁にポー
 チの開口だけ。
 大阪に行きこれ
 を見たときはびっ
 くりしました。私
 なら確実に窓を
 つけますね。
 
 
 
外界から身を閉ざし、内部に中庭という楽園を造りだす手法です。 実物大の模型に入り、室内に身をおいてそれを実感しました。
 
この設計から30年。いまや世界的な建築家として海外でも造り つづけていますが、根本の姿勢は何も変わっていない、と書いて います。
 
私は彼の空間の美しさ、ダイナミックに変化する空間構成がとても 好きですが、あそこまで強固な意志で貫くことはできそうにありま せん。特に住宅の場合、建築家の作品ではないと思うからです。 それでも彼の圧倒的な創造力には、敬服するばかりですね。
 
# by cosyoken | 2008-12-01 12:22 | 建築
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2008年 07月 17日 照明
今日も暑いですね。強い陽射しが射抜くように照りつけています。 まだ梅雨も明けてないのに、夏になったらどんだけって感じです。
 
今日はある住宅の照明器具を選んでいます。照明器具のデザイン やライティングによって空間の雰囲気がまるで違ってきます。
 
私の場合、ダウンライトと間接照明の組み合わせをよく使います。 リビングなどは、明るさを変えられるように調光器をつけたりします。
 
照明を考えるとき、思い出すのは光の彫刻家といわれる米国の 現代美術家ジェームズ・タレルです。これまで新潟の光の館や 金沢21世紀美術館で彼の作品を体験してきました。
 
プランスケッチ  これは光の館の和室の天井です。オレ
 ンジ色に塗られた天井の中央が可動式
 の屋根になっていて、開けると空が見
 える仕組みです。夕暮れ時に青空が
 刻々とブルーになりやがて漆黒の闇に
 なっていくのを感動しながら見たもので
 す。
 
 いつもの見慣れた風景が、演出によっ
 て、太陽と地球、大気、時間という大自
 然を認識できることに驚きました。
 
プランスケッチ  これは同じく光の館の浴室です。闇の
 なかで、浴槽に設置された光ファイバー
 が幻想的に輝いています。この施設は
 宿泊もできて、泊まる人は入浴ができ
 ますが、私は見学のみでした。入浴す
 ると身体の動きによって水面の光も揺
 れる、という体験ができるようです。今
 度はぜひ宿泊して、こんな幻想的な湯
 に入りたいものです。
 
 
 
ジェームズ・タレルの作品は光や照明の可能性を教えてくれます。 光と闇を自在にあやつれる彼を尊敬するとともに、私も彼に近づき たいと思っているのです。
 
# by cosyoken | 2008-07-17 16:47 | 建築
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2008年 05月 08日 国立新美術館
連休も終わり昨日から仕事です。この連休は東京に行ってきました。 母の法事と父の介護です。日中は東京の街をぶらぶらと。
 
いくつかの展示会を見てきたのですが、そのなかでも国立新美術館の 「アーティスト・ファイル2008−現代の作家たち」が良かった。 現在の美術動向を独自の視点で切り取る、というもので、8名の作家 の作品が展示されていました。ジャンルはそれぞれ違うのですが、 共通して静かな詩情性を感じました。
 
プランスケッチ
 
これは美術館の内部です。すごいですね、まるで宇宙船のようです。 設計は故・黒川紀章。波打つ曲面のガラス、逆三角錐の上にレスト ラン。この構成は見ごたえがありますしパワーを感じます。若手作家 と比べ、なんて動的なのだろう。そしてあのパワフルなエネルギー。 人間として建築家として、生き切った彼に敬意を表します、合掌。
 
# by cosyoken | 2008-05-08 16:36 | 建築
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2008年 05月 01日 共同作業
今日から五月。風薫るといいますが、爽やかな風が若葉を揺らし ます。それに今日は連休の中日。お休みの人も多いのでしょうね、 街もなんとなくのんびりとした風情です。私は仕事ですが。
 
プランスケッチ  これは今朝、来
 る途中の公園で
 撮ったものです。
 若葉の成長が左
 右で違います
 ね。左は南、右
 は北。それに地
 面に近いほうが
 育ちが早くようで
 す。一本の木な
 のにおもしろいで
 すね。
 
 
 
先日、東根のM邸の打ち合わせで、玄関ドアのデザインを現設計 とは別に3案つくり、見てもらいました。一昨日のMさんのメールで 奥様がもともと現設計が気に入っていたので変更なしということに。
 
私の場合、すべてのデザインは三回の検討を経て決定になります。 基本設計、実施設計それに現場です。基本では施主の夢が先行し、 実施で具体的になります。見積りをとり、予算配分が決まるとその 範囲内でより良いデザインを考え、施主の了解を得て製作します。
 
施主の意向がどの段階でも反映されます。私との共同作業ですね。 こうしたことは間取りや窓の大きさ形、建具の取手までと全てです。 ですから確実に施主のためだけの家が完成するのです。
 
と、今回は連休中に家づくりを考えてみようかという人が、これを を見てくれるかも、なんてちょっと意識して。
 
# by cosyoken | 2008-05-01 15:50 | 建築
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2008年 04月 10日 施主施工
桜の蕾が赤く染まりました。咲く直前は木々の枝がピンクに見えます。 いよいよかな、という序曲のようでいいものですね。
 
前々回で施主支給について書きましたので、今回はさらに上の施主 施工について。ちなみに5月1日発売の不動産情報誌「住まい情報」 の私のコラム「家をつくるには」に、施主支給について少し詳しく書い ています。興味ある方はコンビニで立ち読みでも。もっと早く読みたい 方はご連絡を。
 
施主施工は施主が自ら施工をすることです。今風でいえばDIYつまり 一歩進んだ日曜大工です。建築家の藤森照信ひきいる「縄文建築団」 は有名ですね。元首相の細川護熙の工房や茶室では施主である彼も 参加し、現場で土壁などの仕上げ工事をしています。
 
施主の方はたいてい建築の素人ですから、できる範囲でのことです。 例えば塗装、左官、家具、板貼りなどですね。仕上げの出来にこだ わらなければ、それなりにできるものです。
 
プランスケッチ  これは3年前に
 完成したあじさい
 タウンのお宅の
 現場風景です。
 施主ご夫婦と私
 とスタッフの4人
 が外壁に左官仕
 上げを塗っている
 ところです。最初
 こわごわと徐々
 に慣れて、最後
 の方はかなりプ
 ロっぽくなりまし
 た。詳しくはHP
 コラムの2005・
 6・26に書いて
 いますし、Books
 の「家づくりの
 本」にもでていま
 す。よろしければ
 ご覧ください。
 
 
 
 
 
施主施工のメリットは楽しいこと、思い出になること、これは家に愛着 心が芽生えます。それにかなり安くできることです。なにせ材料費しか かかりませんから。もっとも私が参加する場合は、宴会付きが条件に なりますが。
 
デメリットは手間がかかること、仕上げに味わいがあること、かな。私や その道のプロが補助をしますので、それほど無謀なことではないのです。 いかがですか、こんな家づくりも楽しいものですよ。
 
# by cosyoken | 2008-04-10 16:22 | 建築
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2008年 03月 28日 施主支給
今日は雪でしたね。でも来週から4月です。新年度が始まると春と いう季節感もあって、初々しさが街にあふれます。
 
今回は施主支給について。施主が建材や器具をあるところから 購入し、取り付けの工事だけを業者さんにお願いすることを施主 支給といいます。
 
どこで購入するかというと、一つはインターネットです。欲しい物を 検索すると大抵の物が売られています。床材から衛生器具、照明 など安く購入できます。新品もあればアウトレット商品も。不良品の 場合もありますので、それなりのリスクがあります。
 
山形ではジョイなどのホームセンターでも種類は限られますが売 られています。東根市のMさんから教えてもらったのが、東根に あるコメリです。Mさんはここで洗面のガラスボールを購入したいと いうので、設備屋さんに配管径を調べてもらい、使えるということ なので購入OKでした。 (コメリはここ)
 
プランスケッチ  これがその売り
 場。店内のあま
 りの広さと品揃
 えの多さ、その
 価格に驚いてし
 まいました。おそ
 らく中国からの輸
 入物です。国内
 メーカーとの品質
 の差はあるでしょ
 うが、低価格は
 魅力です。
 
 
 
ボールをここで購入し、洗面カウンターを家具工事で造る予定です。 施主がこうしたいと思うことは、可能なかぎり実現しようと努力します。 施主支給の問題点はリスクを伴うことです。そのリスクをなくしたいと 私や現場監督それに設備屋さんがコメリに行き確認する訳です。
 
施主支給のさらに上に施主施工というのもあります。施主自ら工事 をすることですが、それは機会をあらためて。
 
# by cosyoken | 2008-03-28 18:11 | 建築
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2008年 03月 24日 縄文
高校野球が始まりました。ひたむきなプレーが胸を打ちますね。 さて、先日行った青森への旅の続きです。青森県立美術館からシャ トルバスで5分のところに縄文集落遺跡の三内丸山があります。
 
以前から興味があったのですが、これだけを見にというほどでもなく、 美術館のついでだったのですが、実際見てふれると、たちまち縄文 の造形や生活に魅了されてしまいました。
 
プランスケッチ  これが復元され
 た大型掘立柱建
 物です。この迫
 力に圧倒されま
 す。直径1m高さ
 16mのクリの大
 木が6本、そそり
 立っています。巨
 木の柱と梁が太
 いツルで組まれ
 三層になってい
 て、そのダイナミ
 ックな造形は強
 烈なエネルギー
 を発しています。
 建築の根源にふ
 れた感動があり
 ました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここは運動公園になるはずだったのが、この柱の穴が発掘された ことで急きょここを発掘保存することになったのです。この他にも 多くの竪穴住居が復元され集落を形成していました。
 
プランスケッチ  どれも茅葺屋根
 の形がふくよか
 で優しい印象で
 す。原始的なだ
 けに、家づくりの
 本質を示してい
 るように思いま
 す。地場に根ざし
 風景に同化して
 いる姿は、力強
 さとともに謙虚さ
 を感じます。
 
 
 
縄文人は戦をしなかったといいます。自然からの恵みだけの 生活で、つつましく暮らしていることに不満がなければ、なにも 争いなんかしなくてもすむのです。
 
こうした生活が一万年続いたのです。なんと幸せな時代だった のだろう。かれらの造形が大らかで温かいのは、この時代ゆえ だと思います。
 
弥生時代から、争い傷ついた人骨が大量に発掘されるように なったといいます。それが現代に続いているわけです。それも ここ100年の間に核という武器まで発明して。戦のみならず 環境破壊の結果、異常気象まで引き起こしてしまって。
 
縄文は私たちに、幸福とは何かということを問いかけている。 「便利で豊かな生活らしいけど、それで幸せかい?」ってね。
 
# by cosyoken | 2008-03-24 10:50 | 建築
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2008年 03月 13日 青森
このところの陽気にさそわれて、ちょっと旅行がしたくなり 先週の土日に青森まで行って来ました。目的は安藤忠雄 設計の国際芸術センターと青木淳設計の青森県立美術館 それに縄文集落跡の三内丸山遺跡です。
 
プランスケッチ  これは芸術セン
 ターです。ここま
 でたどり着くまで
 長かった。山形
 からバスで仙台
 に、新幹線で八
 戸まで、乗り換
 えて青森、さらに
 バスで40分。山
 形から6時間の
 長旅でした。
 
 
 
 
雪に埋もれて中庭のステージは見られず、内部のギャラリー を見ただけなので、全体の印象を書くのは、はばかれますが ちょっと落胆。すべてが傑作とはいかないようです。
 
プランスケッチ  次の日に行った
 美術館です。雪
 の白と外壁の白
 が一つになり、
 静かなたたずま
 いです。中に入り
 エレベーターでい
 きなり地下2階
 の展示場へ。土
 色の床と壁。発
 掘現場からの着
 想だそうです。
 
 
 
進んでいくと4層の吹き抜けがある壁・天井が白の巨大な ホール、さらにいくと中庭があり奈良美智の作品があります。
 
プランスケッチ  これがそれで「あ
 おもり犬」。高さ
 が8.5m。うな
 だれている様子
 が気になります。
 建物の印象は温
 かな理性です。
 縄文と同化しよう
 という理性を感じ
 ます。この場に
 相応しい良い建
 物でした。
 
 
 
それにしても建物を見に行くということは、かなり大変です。 それでも見て中に入り体験しなければ、本当の良さは分り ません。多くの良い建物にふれなければ、良い建物は設計 できないと思うのです。
 
もっとも、地酒と郷土料理という楽しみもあるからだけどね。
 
# by cosyoken | 2008-03-13 18:00 | 建築
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2008年 01月 31日 ロフト
寒波も過ぎたようで、今日は暖かな陽射しが入り込んできます。 このまま春になだれこんでくれると。桜の開花予想もでたことだし。
 
このところの私の設計では、ロフト(屋根裏部屋)をつくることが 多くなっています。勾配屋根をつくると高いところで1.5mほどの 天井高さがとれるので、水平な梁の上に30oのベニヤをのせた だけでちょっとした空間ができるのです。
 
利用のしかたはそれぞれです。たいていは物を置かれますが、 昨年完成した上山市のS邸では、小さな子供が本棚とコタツを 持ち込んで立派な書斎になっていました。感心しましたね。
 
これから工事がはじまるO邸では、ご主人が集めたオモチャを 並べるそうです。奥様からみればただのガラクタでも趣味人から すれば貴重なもの。日の目を見なかったそれらの居場所ができ る訳です。大人の遊びの空間ですね。
 
ロフトをつくる際は間仕切りもドアもつけずに、勾配天井をその まま伸ばし床をのせるだけです。以前設計させていただいた家 では、そこをステージにしてカラオケ大会。私ももちろん歌い ましたよ。なんたってフォーク世代ですから。
 
# by cosyoken | 2008-01-31 16:57 | 建築
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2008年 01月 14日 プリント
冷えますね。昨日の最高気温は0度で、真冬日というそうです。 ちなみに真夏日は最高気温が30度。この温度差に生きている 訳で、ほどほどがいいんですけどね。
 
先日、建具屋さんが話してくれたことが気になっているので、 今回はそのことについて。
 
最近、建具の修理を頼まれて行くと枠にビスが効かなくて、枠ごと 交換になってしまい、その周りの壁まで手直しになってしまうという のです。原因は枠も建具も木ではなく、紙を固めたものに木目を プリントしているから。既製品の建具はほとんどそれで、安いらしい のだが、結局は自分たちが造っている建具の方が丈夫で長持ちし、 長い目でみれば安上がりなのに、とぼやくのです。
 
建具にかぎらず建材にはこのようなものがあふれています。石や レンガ風の外壁材、木目をプリントした塩ビシート、いまや金属にも プリントできます。日本の印刷技術はすごいですね。
 
このように普及したのは、本物は高価だけでなく、自然素材ゆえに バラツキや割れやひずみなどが出やすく、クレームが多いからだ とも聞きます。
 
でも、私はやっぱりプリントは嫌ですね。高価な本物の木が使えな ければ、節ありの杉でもいいと思います。本物だけがもつ生命力を 感じますし、年月を経て味わいを増していくからです。
 
一時期ビニールクロスの普及で、左官屋さんの仕事がかなり減り ましたが、珪藻土などの塗りが出て持ち直しているようです。
 
建具屋さんの仕事も同じだと思うのです。いくら安いからといって、 紙を固めてできた建具なんて、そう長くは続かないと思うからね。
 
# by cosyoken | 2008-01-14 17:47 | 建築
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2007年 12月 20日 見積り
年の瀬も押し詰まって、あと10日あまりで今年も暮れていきます。 締め切りがせまっているようで、せわしない毎日が続きます。
 
実施設計が終わって、見積りをとっている住宅があります。 建設会社から出てくるのを待っているわけですが、試験の採点を 待つ気分と同じです。
 
予算内におさまれば良し、オーバーしたら交渉なり変更なりの 対策を考えることになります。基本的にはローコストをめざし ますが、空間だけは豊かにしたいと考えるので、その兼ね合い にいつも悩むところです。
 
見積りがでて工事が着工してからも、見積りの各項目の金額との 取り組みは完成するまで続きます。現場打ち合わせで、材料や デザインの再検討を繰り返すからです。ですから見積りはめやす といっていいでしょう。あとは施主の方との相談で、一つ一つ納得 していただいてから発注することになります。
 
このところ気になるのは原油高や中国の需要の高まりで建材価格 が上がっていることです。原油は投資対象になっているからだとも 聞きます。輸入にたよって国内の生産を保護してこなかったせい だとも思うのです。これは政治の問題です。
 
「最後の一人まで」と年金問題で声だかに言っていたかと思うと、 今では「そういう気持ちで・・・」と開き直られちゃ、政治になんか 期待できないけれど、それにしてもね、軽すぎないの?
 
# by cosyoken | 2007-12-20 11:37 | 建築
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2007年 12月 07日 普遍性
先月末に東京に行ってきました。今回はそんなことを。
 
父の介護に行ったのですが、東京は暖かく南に面する 部屋は夜でも暖房がいらないのです。本当に羨ましい。
 
介護といっても朝と夜の食事の世話などで、日中は仕事 です。合い間にある展示会に行ってきました。
 
それは表参道のギャラリーで催されていた「倉俣史朗展」 です。倉俣は56歳で亡くなりましたが、世界的に有名な デザイナーでした。店舗設計や家具造形をしていました。
 
倉俣が追求していたのは「夢心地」です。空間も家具も 不思議な浮遊感や透明感があります。
 
プランスケッチ  これはアクリル
 樹脂のなかに薔
 薇の造花を浮か
 しているイスで
 す。なんて幻想
 的なのだろう。別
 の作品では鳥の
 羽を樹脂のなか
 に浮かしたイスも
 あります。薔薇
 や羽がふわりと
 落ちていく、その
 一瞬を永遠に閉
 じ込めたようで
 す。1988年の作
 ですが、この革
 新的な美しさは
 色あせることなく
 輝いていました。
 
 
 
 
 
 
 
あらゆるジャンルで、時代を超えて愛されつづけるものを 普遍性を勝ち得た、といいます。私もそんなものを造りたい。
 
# by cosyoken | 2007-12-07 16:16 | 建築
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2007年 11月 30日 確認申請
今朝は一段と冷えましたね。霜で地表が白くなっていました。これから寒くなる 一方です。風邪などひかずに師走をのりきりたいものですね。
 
昨日は建築確認申請を出してきました。建物を建てるときに、こういう仕様で 建てますという申請をして、役所や民間の検査機関に確認してもらう訳です。
 
これが一昨年の姉歯による耐震偽装事件から大きく様変わりしました。検査の 厳格化のため建築基準法の一部改正が行われ、今年の6月施行されたのです。
 
それからというもの建築関係者は右往左往です。やたら煩雑な作業に追われ、 また審査するほうも突然の法改正にとまどい、確認審査が大幅に遅れまた審査 が通らない事態になり、社会問題になっています。
 
法改正の内容が偽装にたいしてあまりに過剰に反応していることが原因です。 11月に見直しの法律ができ、即日施行されましたが、それまでは主要な構造 と関係ない部分も変更が許されない状況でした。変更すれば、工事途中でも 確認申請の出し直しです。これではより良い建物を造ろうという意欲をそぐこと になりかねないし、施主にとっても自由度が奪われかねませんでした。
 
故・村野藤吾という建築家は93歳で亡くなるまで現役でしたが、最後まで現場 に通い図面通りでいいのかを確認しながら指示をだしていました。それも不安 でしかたがないというふうに。巨匠といわれた人でさえこうです。
 
法律を厳格にするのはいいのですが、より良い建築を造るための過程をないが しろにしようとした法律は、誰にとってもいいことではありませんね。
 
# by cosyoken | 2007-11-30 14:50 | 建築
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2007年 11月 09日  プランづくり
枯葉が舞い降りてきます。道にふり積もった色とりどりの 落ち葉がジュータンのように見えます。ふわふわも同じです。
 
このところ基本プランや実施設計に追われています。 年明けの着工もあるので、がんばっているところです。
 
基本プランは施主の要望をお聞きして、敷地状況や予算 それに基準法などさまざまな制約を検討しながら、いくつ もの案をつくり、最適と思われるものを提案します。
 
施主の要望をお聞きする前に、好みの外観やインテリア の写真をお願いしています。情報が多いほど施主の考え に近づけると思うからです。ご自分でつくられたプランが あれば見せていただくこともあります。
 
先日、施主の方より簡単に間取りができるフリーソフトを 教えてもらいました。それは立体的な外観予想図もできる スグレものでした。ちょっと驚きましたね。
 
施主の方があれこれ考えながら、それも勉強し他の案を 参考にしながら思い描くのは、とてもいいことだと思います。 設計の重要さを理解した上で、家づくりに取り込む人が 増えていくことは、私たちにとっても嬉しいことです。
 
このソフトはこれ  せっけい倶楽部
 
家づくりを検討されている方は、お試しになってみたら。 私はプロですから、はるかに超えるプランをつくりますが、 もし私が脱帽するようなものでしたら、素直にそれを認め、 実現するためのお手伝いをします。家づくりは施主との 共同作業ですから、いい家ができればそれでいいのです。
 
# by cosyoken | 2007-11-09 11:35 | 建築
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2007年 08月 16日 花火
暑中お見舞い申し上げます。
 
連日、猛暑がつづきますね。昨日などは群馬で40.2度だそうです。 これでも山形の記録40.8度には及びません。自慢にもなりませんが。
 
プランスケッチ
 
昨夜は大江町の灯ろう流しと花火大会を見てきました。最上川に 灯ろうが流され、打ち上がる花火が川面に映り、とてもきれいでした。
 
行くきっかけは一昨日に、大江町が分譲地の申し込みを募集する 折込チラシを見たからです。そこに夏まつりとして紹介していました。
 
チラシをみて感心したのは、この宅地分譲の事業主体が大江町で、 「入居者にうれしい5つの特典」として次の特典をあげていることです。
 
1・子育て支援交付金最高100万円
2・町内建築業者により在来工法で建てれば50万円の建築補助金
3・3年間無料入浴パスポート券贈呈
4・町民農園を3年間無償で貸与
5・シンボルツリーのもみじを贈呈
いいですね、とくに2がいい。なぜなら
 
こうした分譲地ではハウスメーカーの規格住宅が建ち並び、どこでも 同じの街づくりになりやすい。また、地元業者が下請けになってしまう ので地元が潤わず、地場産業とのつながりもなくなってしまう。
 
このことを問題視した大江町は偉い!応援したいですね。これは地域 の活性化につながることなので、各市町村にも同じことを期待したい。 地方が元気になる方法としては、かなりいいと思うんだけどね。
 
# by cosyoken | 2007-08-16 11:38 | 建築
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2007年 07月 10日 基本設計
朝のひんやりとした空気が心地いい。今朝は早く起きだし のんびりと公園を散歩しながらの出社です。
 
プランスケッチ  これは近くの霞
 城公園です。額
 あじさいのブルー
 の花びらがとても
 きれいです。夏
 になる前の梅雨
 の合い間は、ほ
 どよい湿気があ
 ってすがすがしさ
 を感じます。
 
 
 
 
 
このところ基本設計や実施設計に追われています。 楽しいのは基本設計ですね。依頼されたご家族が幸福に 生活されるようにと、あれこれ思い描きます。
 
間取りはそこで歩く人の流れ、動線といいますが、これが 基本になります。そして要となる居間では居心地の良さを 考えます。これは人によって異なるので、どこにそれを感じ るかは、詳しく話をお聞きしてプランにもりこみます。
 
光や風それに天井高さ、素材も関係してきます。基本設計 では間取りと一緒に断面もスケッチを描きながら検討して いきます。ですからこの段階で家づくりの大半が決まると いってもいいでしょう。
 
いくつものプランを考えて、最適と思われるものを2案ほど に絞り提案します。施主の要望をみたし、それを超える 提案ができて、喜ばれたときがほんとにうれしいですね。
 
間取りは誰でも簡単にできますが、こんなふうに考えて 提案するのが建築家です。2案程度の提案は無料です。 気軽に声をかけてみてください・・・・と。朝から宣伝めいて しまいました。すみません。
 
# by cosyoken | 2007-07-10 09:12 | 建築
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2007年 05月 24日 お知らせ
このところ良い天気が続いていて、気分もいいのですが、 今朝のニュースで、5月で夏日という異常のせいでダムの 渇水が早まり、節水がはじまっているそうです。今年も なにやら穏やかではなさそうです。
 
お知らせがあります。
山形増改築の本「Zen<Go」が発売されました。
 
プランスケッチ  建築家と取り組
 むリフォームとい
 う特集で、昨年
 末リフォーム工
 事が終わったT
 邸が掲載されて
 います。築40年
 のコンクリート造
 住宅の全面リフ
 ォームです。定
 年をひかえての
 リフォームで、ご
 夫妻とも熱心に
 取り組まれ、特
 にご主人の知識
 の豊富さにびっく
 りしてしまいまし
 た。書店に並ん
 でいますので、よ
 ろしければご覧く
 ださい。
 
 
 
 
 
お知らせ その2
HPのコラムを更新しました。東京での「藤森建築」展と 吉村順三記念ギャラリーを見ての感想を書いています。 それぞれのポスターから写真を拝借しました。宜しければ コラムとあわせてご覧ください。
 
プランスケッチ 藤森さんの第一作目の「神長官守矢資料館」です。
 
プランスケッチ 吉村さんの名作「軽井沢の別荘」です。
 
# by cosyoken | 2007-05-24 11:01 | 建築
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2007年 05月 15日 ホテル
今回は私がお手伝いをさせていただいたホテルのことです。 そのホテルは山形駅の東口すぐ前にある建物の一角にあり、 名称をソーレ・イン・ホテルズといいます。
 
ホテルのオーナーが替わり、名称と外観・内装を変え新しい ホテルとして4月にオープンしたのでした。
 
オーナーは建設会社も経営していますので、自社の設計施工 ですが、ビジネスホテルながら若い女性にも利用してもらえる ようにと、私とインテリアデザイナーがデザインをお手伝いする ことになったのです。私は主に外観と外構で、内部のインテリア はデザイナーがデザインしたのを現場にあわせて監理しました。
 
写真はホテルのホームページをご覧ください。
 
外観のツートンカラーはオーナーのイタリアのホテルのイメージ によるもので、あざやかにしたのは周辺の雑然とした街並みに 負けない強さが必要だと考えたからです。今はまだ生な感じが しますが、もう少したてばいい雰囲気になると思います。 一階の一部はレンガ積みで、凹凸にして光の影を出したかった ので割肌や縦積みなどの工夫しています。
 
内部のインテリアはオシャレな感じに仕上がっています。素材 の使い方の自由さに感心しました。コラボレーションというので しょうか、意見を交わしながら進めることは楽しい作業でした。
 
私たちが関わったこのホテルを、宿泊の際にはぜひ利用して みてください。頼まれた訳ではないのですが、応援したくて。
 
# by cosyoken | 2007-05-15 15:50 | 建築
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2007年 05月 11日 建築家 とは
夏のような陽射しで汗ばむほどの日があったり、今日のように 肌寒い日になったりと、やっぱり少しヘンですね。
 
今回のタイトルを 「建築家 とは」 にしたのは先月催された 「未来をのぞく住宅展」で言われた一言が気になっていたからです。
 
(ちなみに「建築家」と「とは」にスペースをあけたのは、こうすると 知りたいことをヤフーなどで検索して調べるのに便利だからです)
 
言われた一言
「建築家って普通の人の家も設計するんだ。知らなかった」 というもの。お金持ちの家しかしないと思っていたと。 よく言われますが実態とかなりかけ離れています。
 
私の場合かもしれませんが、依頼主の世代は30代がもっとも多く、 その次が50代です。共通していることは「予算は厳しいけれど、 それでも自分達らしい家がほしい」というものです。
 
また「多くのハウスメーカーを見て廻りプランを出してもらったけれど、 高いしなんだか納得できなかった」というご家族です。
 
家づくりに真剣に取り組んだ先に建築家がいた、ということでしょうか。 「敷居が高いとも感じたが、ダメモトでメールを出した」とも言われます。
 
では、40代の方はどうなのでしょう。推測ですが、ある程度予算があり、 ご主人が仕事で忙しいため、数社のハウスメーカーを見て、こんな もんだろうとヘンに納得してしまっているのではないかと思うのです。
 
ご主人は家は寝るだけと思っているのかもしれません。でも定年を ひかえた50代のご主人は、家が次の居場所になることが分って いますから、かなり積極的に熱心に取り組まれます。
 
家とはご家族にとって大切な住まいの場です。居心地の良い コミュニケーションがとれる家は、ご家族を幸福にしてくれます。
 
多くの人達が「家はやっぱり建築家に頼むべきだね」なんて言って くれたら、私の事務所の経営も少しは楽になるのになぁー、なんて。
 
PS ついでながら、HPのコラムも更新していますので、よろしければ そちらもご覧ください。
 
# by cosyoken | 2007-05-11 14:14 | 建築
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2007年 04月 17日 未来をのぞく住宅展
桜が咲きましたね。山形では八分咲きといったところです。 今週末が見頃でしょうか、まちにまったといったところ。
 
14・15・16日と山形ビックウィングで開催された 「未来をのぞく住宅展」に出展していました。 これはアーキテクツ・スタジオ・ジャパンが本部で 山形スタジオが主催したものです。
12名の建築家が県内外から参加し、建築家との 家づくりにチャレンジしようというイベントです。
 
プランスケッチ  展示したのは、こ
 れまでの家づくり
 に提案した幾つ
 かのプランと模
 型それに写真な
 どです。多くの建
 築家は作品の写
 真をパネルにし
 たものでした。ス
 タンスの違いを
 感じました。
 
 
 
 
私の場合、美しい建物をつくるよりも、施主の要望に 応えたうえに、それを超える提案をしたいと考えていて、 その結果に施主が満足していただければ、ベストだと 思うのです。ただ美しいよりも、居心地の良さを伴った 美しさ、これは施主によって異なりますからね。 先週、東根のTさんよりうれしいメールが届きましたので、 少しご紹介します。
 
生活してみて、本当に動きやすくてイイ家だと改めて感謝しています。 出来上がった時点でもイイ家だとは思いましたが、実際生活すると、 めんどうくさがり一家にはぴったりだし、かゆいところに手が届くと いうか、便利にできていて「よかった〜」と口に出していることが多々 あります。新築祝いに訪れる親戚や友達も「やっぱり設計士さんは 違う!!」とベタ褒めでした。本当にありがとうございました。
 
こんなに褒められると照れますが、うれしいですね。 誰が見ても美しい家というのはありますが、イイ家 とは施主によって異なります。このスタンスを展示 したつもりでしたが、ちょっと地味だったかな。
 
# by cosyoken | 2007-04-17 16:15 | 建築
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2007年 04月 02日 東京ミッドタウン
プランスケッチ  先週の後半、東
 京に行ってきまし
 た。父親の介護
 と花見それに東
 京ミッドタウンの
 見学が目的でし
 た。写真は上野
 公園近くの不忍
 池の屋台。上野
 の桜並木を通
 り、このあたりの
 屋台で飲むの
 が、いつものコー
 スです。右にいる
 ご老人たちが「どうも室内よりもこういう屋台で飲むほうが美味しくてね」なんて話しています。
そうなんです、そうなんです。
 
プランスケッチ  オープン当日の
 ミッドタウンの一
 角にある21_
 21DESIGN 
 SIGHTの外観で
 す。設計は安藤
 忠雄。地下に展
 示室をつくり地上
 を低くおさえてい
 ます。翼を広げた
 白鳥のようで、静
 かにそして美し
 いデザインです。
 屋根は鉄板を全
 溶接、世界一長いペアガラス、とかなり大胆なことをしていますが、それを感じさせない端正さです。
 
プランスケッチ  ところが内部に
 はいると空間の
 力に圧倒されま
 した。一階から階
 段で地下におり
 る空間は、なん
 て美しくそして刺
 激的なのだろう。
 表参道ヒルズよ
 りも良く、久々に
 みた安藤の傑作
 です。感動して
 撮ったのがこれ、
 すかさず警備の
 人から怒られま
 した。美術館でも
 展示物は禁止で
 他はいいところ
 が多いのに。展
 示は「安藤忠雄 
 2006年の現場 
 悪戦苦闘」でし
 た。この建物の
 基本設計のスケ
 ッチ・模型・原寸
 
大の鉄筋や仮枠などがならんでいました。執念のような迫力を感じました。
 
プランスケッチ  これはミッドタウ
 ンの低層部。ここ
 にはショッピング
 街があり、この上
 に超高層ビルが
 ありオフィスやホ
 テルが入ってい
 ます。規模は超
 大規模なのです
 が、建築的には
 地上一階地下一
 階の安藤建築の
 方が断然すぐれ
 ています。また
 根底にある思想性もそうです。このことは近いうちにHPのコラムに書きたいと思います。とりあえず写真だけでもと思いまして。それにしても東京はすごい。でも住むなら山形ですね。あらてめて感じました。
 
# by cosyoken | 2007-04-02 16:00 | 建築
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2007年 03月 16日 コーポラティブ・ハウジング
このところ寒暖の差がはげしいですね。吹雪が続いたかと思うと、 春の陽射しに。体がついてゆけず、またもや風邪に。 今回は寝込むまでいきませんでしたが。
 
このブログでは紹介してきませんでしたが、山形駅前のホテルの改修 工事の現場が追い込みで、毎日のようにいかなければならず、寝て いられる状況ではなかったのが、かえってよかったかも。 完成しましたら写真入りでご報告を。
 
ちょっとした時間ができたので、HPのコラムをひさしぶりに更新しました。 よろしければご覧下さい。
 
街というタイトルで長年の夢を書いています。コーポラティブ・ハウジング という自由設計の集合住宅をいつか実現したいと考えていて、いくつかの コーポが路地で結ばれていけば、ちいさな街になるというものです。
 
街中に住みたいという思う人が数人集まり、共同で土地を購入し、建物を つくれば、普通のマンションよりもかなりの格安で家ができます。
 
現在コンビニでも発売されている「住まい情報」のコラムにも書いています。 いかがですか、関心のある方はご連絡ください。資料を差し上げます。
 
# by cosyoken | 2007-03-16 16:16 | 建築
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2007年 03月 01日 建築の可能性
今日から3月です。今年の冬は雪が少なかったことも あって、ようやく春になった!という実感がわきません。
 
それでも今日の陽射しなど春そのもので、寒さから 開放されると思うとほっとします。
 
先週、東京の国立新美術館にいってきました。 設計は山形の寒河江市庁舎も設計している黒川紀章です。
 
プランスケッチ  この外観ちょっと
 びっくりします
 ね。ガラスの巨
 大な風船という
 感じです。中も風
 船の内側そのも
 ので、そこに逆さ
 にした円錐形が
 立っていてその
 上にカフェやレス
 トランがありまし
 た。
 
 
 
下の写真の仙台メディアテークは伊東豊雄の設計によるもので、 細い鉄のチューブを溶接して構造体にしています。
 
プランスケッチ  コンピューターを
 駆使すれば、い
 まやどんな建物
 でも可能なようで
 す。ところが構造
 計算はできるの
 ですが、複雑な
 形のため工場加
 工できず、職人
 の技に頼ってい
 るのが現実で
 す。メディアテー
 クは気仙沼の造
 船職人が現場で
 溶接しました。そ
 の職人さんたち
 の談話で面白か
 ったのは、「今は
 皆、鉄の気持ち
 を理解してます
 よ」というもの。
 
 
 
 
 
そういえば宇宙飛行士の野口さんがシャトルでの飛行で、 船外活動で耐熱タイルを修理してましたね。どんなに進歩 しても、やっぱり人間の技が必要なんですよね、ほっとします。
 
# by cosyoken | 2007-03-01 17:15 | 建築
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2011年 02月 14日 盛岡にて
今日はバレンタインデー。女の人からのチョコレートのプレゼントに 淡く期待したのは遠い日のこと。なつかしくも悲しくもあるこの日。
 
先週の連休は盛岡に行ってきました。目的は黒漆喰の外壁の見学 と岩手県立美術館で開催中の「ハンス・コパー展」です。
 
O集合住宅の外壁を、楽園をイメージした中庭を強調するために中 庭に面する壁を白、外周を黒にしました。黒の外壁は最近よく見か けるのですが、過去にも例がないかと調べたら黒漆喰を知りました。
 
江戸黒と呼ばれ、江戸時代にお蔵や商家の外壁によく使われてい たようです。また板張りを柿渋で黒に染めたりもしていました。もとも と黒は渋好みの江戸っ子たちの間で、粋とされた色だったのです。 下の写真は盛岡市内の「ござ九」です。
 
プランスケッチ
 
岩手県立美術館の設計は日本設計という大組織事務所です。この 建物も洗練されたデザインでまとめられていました。「ハンス・コパー 展」については後日コラムに書きたいと思います。
 
プランスケッチ
 
旅の楽しみはなんといっても地元料理とお酒。妻と手頃な居酒屋 で岩がきと刺身それに地酒を堪能したあと、夜の繁華街をぶらつ きました。
どこかいいBARがあれば入ろうかと話しながら歩き、この辺りに あるんじゃないかな、と見ると目の前に老舗のBARを発見。中に 入って大正解。この道50年のバーテンさんが笑顔で迎えてくれま した。
こんなことがどこの街に行ってもあって、私の「鼻のきく才能」をも っと別のことに生かせないかと、妻がしきりにぼやくのでした。
 
# by cosyoken | 2011-02-14 11:50 | 建築
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2010年 12月 27日 やまがた家づくりの本
「やまがた家づくりの本2011」が昨日、書店にて発売されました。
昨年にひきつづき「やまがたの建築家特集」が組まれ、私も掲載 されています。また家づくりの流れと建築家の役割を簡単に説明 する文章を依頼され、それも掲載されています。
 
その特集のトップページに「”建築家”とつくりあげるMY HOME」 とあり、下に文章があるのですが、これが本質をつかんでいると 思いますので、ここで一部をご紹介します。
 
家づくりの工程そのものはほとんど同じなのに、 どうして建築家が関わった家づくりは、 あんなにも個性的なのだろう? そんな疑問を持ったことはありませんか。 その答えは、実は、家づくりに取り組むあなた、 つまり建て主側にあるんです。
建築家は、建て主の個性を生かし、意を汲み、 夢を実現するためのパートナーにすぎません。
 
いい文章ですね、その通りだと思います。建築家をパートナー にして、多くの人が自分達らしい家を造ってほしいと思います。
 
私が掲載されたものをご紹介します。クリックで拡大します。 よろしければご覧ください。
 
プランスケッチ
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2010-12-27 09:55 | 建築
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2010年 09月 27日 子供部屋 
プランスケッチ  公園のもみじも色付き始めまし                  
 た。ここのベンチでは、季節の           
 いい時期にはスタッフとお昼                     
 ご飯をたまに食べたりします。             
 夏は中断しましたが、これから                 
 晩秋まで楽しめそうです。
 
昨日、T邸の基本設計の打ち合わせにお伺いしました。懸案事項 だったLDKの隣の二人の子供部屋の造り方が主な話題でした。
 
私がご提案したのは、1階にある子供部屋の床を40cm下げて 2.8mの天井高さにして、1.4mの高さでロフトを造ることです。 このロフトで寝てもいいし、その下でもOKです。小さいうちは隠れ 家的な遊び場所になり、大きくなったら収納場所にもなります。
 
また廊下との仕切りは天井から40cm下げて本棚を造ります。 この隙間があることで、風が通り、気配が伝わります。家族間の コミュニケーションを重視した造りになっています。
 
下のスケッチをお見せしました。正面に勉強机がおかれます。 プランスケッチ
 
T邸ではキッチンのすぐそばにもスタディコーナーがありますので、 小学生のうちは、そこで勉強をすることになるでしょう。また、しば らくは主寝室で家族が川の字になって寝るそうですので、この子供 部屋が本格的に活用されるのは、もう少し先になるようです。
 
私は子供部屋の設計では、最小スペースにし、その分LDKを広く とることをご提案しています。また最初から個室ではなく開放され たプレイルームにし、年齢に応じて家具などで仕切ることで、子供 部屋を造ることもあります。話し合いの中でご提案してきた、これ までのいくつかの例を、折りをみてご紹介していきたいと思います。
 
Tags:#子供部屋 by cosyoken | 2010-09-27 17:00 | 建築
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2010年 11月 08日 家事動線
プランスケッチ  枯葉が少しの風で舞い落ちて、                        
 歩道を色とりどりに染めていま                  
 す。木枯らし、という風の名称は           
 実に的を得た表現ですね。やが                
 て本格的な木枯らしが吹き、冬            
 の訪れを教えてくれます。
 
今回は家事動線について。動線とは人が動く距離のことをいいま す。家事をするにあたっては、その距離が短いほど効率的です。 子供が小さい主婦の場合は、子供に目をかけながら炊事や洗濯 に追われるので、設計ではできるだけ効率的に動けるように心が けます。これは7月に完成した山形市S邸です。
 
プランスケッチ
 
浴室・洗面脱衣・キッチンが直線でつながります。またキッチンの 先に見えるのは食品庫と勝手口です。買い物を食品庫に入れ、 キッチンから取り出し調理ができ、調理しながら洗濯ができます。
 
こうしたことは敷地の状況や間取りの構成によって、かならずしも 実現するとは限りませんが、できるだけ主婦の立場にたって基本 プランを考えています。
 
Tags:#家事動線 by cosyoken | 2010-11-08 12:12 | 建築
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2008年 02月 29日 極小住宅
明日からいよいよ3月。来週から啓蟄(けいちつ)で、冬ごもりの虫が 出てくるのですから、もう春です。と、願いたい。
 
今回は極小住宅について。極小の字のごとく小さい家の名称で、床 面積が20坪位の家をそういいます。東京などの都心部に家を建て たいと思っても、土地代が高くてなかなか出来ません。そこで小さな 土地を見つけ出し、3階建てなどを建てる訳です。
 
条件が厳しいだけに建築家は頑張りますから、名建築といわれる家 が出来たりします。古くは1966年竣工の東孝光設計の自邸です。 わずか6坪の土地に地下1階地上5階で「塔の家」と呼ばれています。 吹き抜けやレベル差の手法で、都市型住宅の金字塔ともいわれます。
 
安藤忠雄設計の「住吉の長屋」や最近の「4×4の家」も名建築です。 4m角の平面の4階建て。瀬戸内海を望む海岸に建っていて、4階の 居間が海にせり出しています。この発想とここからの眺めが素晴らしい。
 
プランスケッチ
 
土地が狭くとも、上下に空間がゆるやかに連続していたり、光や風が 生活に潤いをもたらすような、魅力ある家づくりをすることは充分可能 です。極小でも輝いている宝石のような家を造ってみたいですね。
 
私の事務所は山形市内にありますが、東京分室もありますので、もし 東京などで極小住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。土地 探しも単独でされる方法と、ご希望の方が何人かで土地を購入し分割 する方法があります。ご連絡お待ちしております。
 
# by cosyoken | 2008-02-29 11:15 | 極小住宅
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2011年 03月 21日 やさしさ
プランスケッチ  何度もの雪に埋もれながらも                  
 確実に成長し、ふきのとうの              
 花がようやく開きました。
 
 寒さに苦しむ被災地に、一日                  
 でも早く暖かな春が訪れるこ            
 とを祈ります。
 
 
山形の街を歩くと、避難所への案内の看板や「がんばろう日本」と書 かれた貼り紙を目にしました。灯油やガソリンが手に入らない状況が 続いていますが、余震も少なくなり落ち着きを取り戻しつつあります。
 
全国のニュースやネットをみると、心温まる話題や助け合いの絆、そ して命がけの救助活動や被害回避作業に、多くの人が日本人である ことに誇りを感じているようです。私もその一人です。
 
ユーチューブの動画 (勤務中の方は音をしぼってください)
ツイッター心に残るつぶやき
 
数年前の一国の総理の「自己責任」発言から、この国は急速に冷淡 になってきたと感じていたのですが、このたびの大震災をきっかけに 本来日本人が持っていたやさしさを、取り戻した気がします。
 
# by cosyoken | 2011-03-21 16:22 | つれづれに
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2011年 03月 06日 移動の季節に思うこと
プランスケッチ  今日は啓蟄、冬蘢りの              
 虫が出て来る日です。                         
 先日の雪で隠れたふき              
 のとうも顔をだしました。                        
 もう3月ですからね。                
 長い冬もそろそろ終り                          
 のようです。
 
 
3月に入って移動の季節になりました。私のよく行く居酒屋でも、 なじみの客の送別会がひらかれました。勤める大会社の規則 で55才になった彼は嘱託になり、山形を離れることになったの です。一線から離れる寂しさを感じました。
 
その席には80才でも現役で働いている人もいました。まだまだ 意気軒昂で、水泳で体を鍛え、酒を呑みカラオケで歌います。
 
最近思うのは、年齢で定年や嘱託にする会社の規則の厳しさ です。現役で働けるのに会社からはずされてしまう。長年培っ た経験や知恵や、その人の貴重な人脈さえ消えてしまうのに。
 
一方で現役世代にも就職は厳しく、また非正社員が増えてい る。利益のみを優先する会社の、ご都合主義ではないのか。 こうした現実が多くの人々を不安にさせ、購買意欲を失わせ、 その結果としてさらに景気が悪くなるという悪循環。
 
せめて政治が・・と書きかけて「ゲゲゲの女房」ならぬ「下下下 の政治」で笑ったことを思い出した、トホホな私でした。
 
# by cosyoken | 2011-03-06 12:45 | つれづれに
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2011年 01月 14日 寒中見舞い
厳しい寒さが続いていますが、皆様にはお変わりありませんか。
 
かくいう私は先週の後半に風邪をひいてしまい、今週はずっと 自宅で寝込んでいました。退屈しのぎにテレビなど見ていると、 成人式にぴかぴかの新社会人が「私たちの世代が景気をなん とかしたい」と元気がいいし、タイガーマスクが全国に現れるな ど、明るい話題に心なごみます。
 
ふと思うのは、贈り物をされた児童養護施設の苦境の実態と、 富裕層までくばられる子供手当てという政策とのギャップです。
 
またタイガーマスクの話題があふれたかと思うと、さっと潮が 引くように取り上げなくなったマスコミの姿勢です。
いずれも目先のことばかりにとらわれて、地道にこの国を良くし て行こうという意欲が感じられないのは寂しいことです。
 
プランスケッチ  もうすぐ大寒です。もうしばら                         
 くこの寒さが続くようです。                          
 くれぐれもお体を大切に。                    
 まずは寒中のお見舞いまで。
 
 
 
# by cosyoken | 2011-01-14 12:55 | つれづれに
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2011年 01月 06日 仕事始め
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
 
プランスケッチ  これは今年の年賀状です。み
 なさまにお届けします。
 
 お正月はのんびりと家で過ご
 しました。朝からおとそをいた
 だき、ほろ酔い加減でテレビ
 を見るという三が日でした。テ
 レビは「フリーター、家を買う」
 を2日連続で見てしまいまし
 た。
 フリーター、うつ、孤立、嫁姑
 などの問題が満載で、それで
 も主人公が自分らしい選択で
 乗り越えていく姿に魅了され
 ました。
 
 そんな正月らしさもあっという
 まに消え去り、今日が仕事始
 めです。O集合住宅の完成に
 むけ今日から急ピッチで工事
 が進みます。
 
 
# by cosyoken | 2011-01-06 12:32 | つれづれに
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2010年 12月 31日 仕事納め
今日は大晦日だというのに事務所にきています。一昨日はO集合 住宅の打ち合わせ、昨日は寒河江市O邸の店舗の完成検査があ りました。一年があわただしく過ぎ去っていきます。
 
これは今朝の霞城公園の東大手門です。大雪の予報ですが今の ところ細雪が舞っています。この程度なら景色も美しいのですが。
 
プランスケッチ
 
昨日、久しぶりに「今年をふりかえって」というタイトルでコラムを 更新しました。よろしければご覧ください。
 
おかげさまで忙しい日々がつづきました。施主の方々には感謝の 気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 
私的には井上ひさしさん、そしてつかこうへいさんが亡くなられて 残念でたまりません。かれらの芝居に泣き、笑い、そして勇気を もらいました。藤沢周平さんのときもそうでしたが、好きな作家の 新作が永遠に見れない寂しさは、言葉にもできません。
 
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。
またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
お体にお気をつけて、よいお年をお迎えください。
 
# by cosyoken | 2010-12-31 12:31 | つれづれに
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2010年 12月 11日 愛燦燦(あいさんさん)
雲ひとつない青空、あたたかな陽射し、それに土曜日、というのに 仕事をしに事務所にきています。仕事の前に今朝の紙面のことを。
 
朝日新聞の「うたの旅人」に「ひばりしか なかった 愛燦燦」という タイトルでこの名曲の誕生秘話が書かれていました。少しご紹介。
 
味の素のCMのためにつくった映像の、バックに流す音楽をどうす るか。「家族愛」という映像のテーマを、さらに強める歌が欲しい。 詩は小椋佳に、歌手は・・・ホロプロの映像プロデューサーは当時 31才、雲の上の存在だが美空ひばり以外、考えられない。 コロンビア本社に行き「この映像をひばりさんに見てほしい」と熱望。 念願かなったのだが、最初にできた小椋佳の作詞作曲の歌に満足 できず、こわごわと別の曲を頼む。そして次にできたのがこの名曲。
 
若い担当者の熱い情熱が、すでに大御所だった美空ひばりと小椋 佳を動かし、ついに実現した、という感動物語なのです。
 
事務所にきてインターネットで検索すると、ユーチューブで87年の そのCMが見れました。ハワイのサトウキビ畑で働く大家族の映像 と、そのバックに流れるあたたかな歌詞にやさしい歌声。
 
ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む
人生って 嬉しいものですね
 
たった60秒のCMですが、人生を凝縮してみせた、それぞれの熱 い思いを感じます。時代を超えて人の胸を打つ、いい作品でした。
 
# by cosyoken | 2010-12-11 12:11 | つれづれに
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2010年 10月 18日 いも煮会
昨日は古くから通っている飲み屋さんの、恒例のいも煮会でした。 暑いくらいに晴天にめぐまれ、川原には大勢のひとひとひと。
 
今年は私が鍋カマを準備する係りだったので、スーパーからそれ らを借りてきて、昼前から川原に陣取って仲間を待っていました。 一人二人と集まりだし、好き勝手にやっているようで整然と、いも 煮会が始まりました。
 
プランスケッチ
 
みんな昔からの顔なじみで、ことさらに近況など聞くこともなく、 ただ笑顔でいもを食べ酒を呑む、といった感じのうちとけた会で した。自然のなかで単純に楽しむのはとてもいいですね。
 
やがて日が暮れだし、周りにいたグループもいなくなり、私達 だけが焚き木を囲んで、呑み続けました。
 
なにやら縄文人の酒盛りのような気がしたのは、酔いだけのせ いではなく、遺伝子に組み込まれた記憶がよみがえったせい かもしれません。
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2010-10-18 11:45 | つれづれに
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2010年 08月 09日 現場から庄内へ
先週の土・日にかけて、駆け足で現場を巡りそして庄内で夏を満喫して きました。例年、酒田の花火大会に行っているのですが、今年はホテル の予約がとれずあきらめていたところ、この日の朝、事務所で現場への 準備をしていると、「キャンセルが出たのでホテルに泊まれるよ」との妻 からの電話。急きょ2時に出発することにして、現場に向かいました。
 
プランスケッチ  河北町のH邸です。大工さんが                   
 内装のボードを貼っていて、塗装                  
 屋さんが外壁の塗装をしていまし              
 た。酷暑の夏ですが着々と現場           
 は進んでいます。              
 
 
 
プランスケッチ  寒河江市のO邸です。金曜日か                  
 ら建て始め1階部分の木組が終                  
 り、2階の床にコンパネを敷いてい              
 ました。大勢の大工さんが暑さ            
 にもめげず機敏に働いていました。              
 11日に上棟式の予定です。
 
 
プランスケッチ  予定通り山形を出発し、思いが                  
 けず早く酒田に着いたので山居                 
 倉庫をひと巡り。1杯100円で              
 日本酒を飲み比べできる所が           
 あって、妻と悩むことひとしきり。              
 時間が早いこともあって次回の               
 お楽しみに。
 
プランスケッチ  ホテルのすぐ前に川があって                       
 その河岸で花火見物です。           
 いつもながら花火職人の技に                     
 魅せられます。酔うほどに花火          
 の美しさが心に沁みてきます。                   
 日本の夏には花火はかかせ                 
 ませんね。
 
プランスケッチ  次の日の朝、さかた海鮮市場                 
 で朝定食を食べ、鶴岡の庄内               
 映画村へ。オープンセットの                 
 規模の大きさと、リアルな造り               
 に時間を忘れ楽しんできました。              
 特に妻は劇団にいたこともあっ               
 て、こういうのは大好きです。
 
プランスケッチ  そういう私も賭場のセットでこ                  
 の通り。ツボ振り師をきどって               
 「丁か半か」とニンマリ。                             
 映画は虚構ですが、それだけ             
 にリアルが求められることを               
 実感しました。そしてそれに                 
 応えた美術監督に拍手です。
 
# by cosyoken | 2010-08-09 12:00 | つれづれに
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2010年 08月 02日 お問い合わせ 復旧
先週末ようやく「お問い合わせ」が復旧し通常通りメールが届く ようになりました。不通の原因はどうやらサーバーのシステム アップのようです。2月からの5ヵ月の間、「お問い合わせ」を された方には、大変ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し 上げます。
 
今回のことで知ったのは、システムアップが突然おこなわれたり サーバーの不調により、メールが不通になることが多々あること です。検索で「メール 不通」で調べると結構でてきます。
 
このコンピューター社会のもろさを感じますね。確かに便利です が、支障がでればすぐに壊滅的な打撃を受けてしまう。映画など でみたパニック映像は現実にありえるのだと実感しました。
 
現代の漠然とした不安感も、このことが一因のような気がします。 便利さと引き換えに発生する不安。便利と幸福の関係を考え直 す必要がありそうです。
 
# by cosyoken | 2010-08-02 12:05 | つれづれに
 
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2010年 07月 26日 お問い合わせ 不通
先週末のことです。設計の打合わせにお伺いした際、私のHPの 「お問い合わせ」でメールを送ったのに返事がなく、別のアドレス を調べメールを送ったら、すぐに返事がきた、とお聞きしました。
 
事務所に帰り「お問い合わせ」で送信したら「ページを表示できま せん」。ちょっとショックでした。教えてくれた方のように別のアドレ スを探して連絡を下さったのは、大変ありがたく感謝いたしますが、 返事がないとお怒りの方や、連絡できなかった方がいたかもしれ ない、と思うとぞっとします。
 
2月17日以降らしく、原因も分らず、現在HPの作成者に調べて もらっていますが、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 復旧まで  info@cosyoken.com  までお送りください。
 
メールは便利ですが、メールが届かないことがあるとは考えも していませんでした。まして私の事務所ではHPが唯一の営業 媒体なので、致命的ともいえます。たえずチェックをしないと、 気づかないまま「陸の孤島」になってしまう恐怖を感じています。
 
# by cosyoken | 2010-07-26 15:22 | つれづれに
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2010年 03月 19日 早春賦
春は名のみの風の寒さや   谷の鶯歌は思へど      
時にあらずと声も立てず    時にあらずと声も立てず     
 
氷解け去り葦は角ぐむ     さては時ぞと思ふあやにく  
今日もきのふも雪の空     今日もきのふも雪の空
 
3月もなかばですが、この早春賦の歌詞のような日が続きます。 昨日は小雪が舞うなか、圧雪の月山を越えて酒田に行ってきま した。帰りは春の気配を感じたいと、新庄経由にしました。
 
プランスケッチ
 
これは最上川の途中にある白糸の滝ドライブインで撮りました。山あいを最上川がとうとうと流れ、観光船がゆっくりと上っていきます。いつかはこの船に乗りたいと思っているのですが。
 
庄内平野を車で走っていると、内陸の山形市と違い、大らかな 自然を満喫できます。遠くに月山そして鳥海山。広がる水田に 点々とする集落の瓦屋根。懐かしい日本のたたずまいです。
 
先日、藤沢周平原作の映画「花のあと」を観てきました。庄内で 撮影されたシーンがとても美しかったですね。藤沢の文章ほど 自然描写に優れているのを読んだことがありません。彼を育ん だ庄内の自然が、文学で昇華したのだと思います。
 
今度ぜひ行きたいと思っている「庄内映画村」のHPで、「藤沢 周平ゆかりの地と庄内映画村の旅 参加者募集中」を見つけ ました。絶好の企画なので、参加しようかな。
 
# by cosyoken | 2010-03-19 11:45 | つれづれに
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2010年 02月 08日 インビクタス
今日は素敵な青空ですが、一昨日の寒波は凄かったですね。 吹き荒れる吹雪、凍れる路上。雪女が出そうな雰囲気でした。 打ち合わせをそうそうにして帰宅しました。無事で良かった。
 
昨日は久しぶりに映画を見てきました。南アフリカの大統領 だったネルソン・マンデラを描いた「インビクタス」です。副題 は「負けざる者たち」。27年も投獄されて釈放後、初の黒人 大統領になった彼がしたことはラグビーで国を一つにすること。
 
実話だけに心打たれ、また多くのことを学びました。マンデラ が心の支えにした詩の一節「私が我が運命の支配者、我が 魂の指揮官」。白人に虐待されても報復ではなく、許しにより 白人黒人の対立を失くそうとしたこと。一人の人間の熱い思い が周りの人たちを動かし、やがて国をも変えてしまったこと。
 
監督のクリント・イーストウッド、俳優のモーガン・フリーマン、 マット・デイモン、最高な顔ぶれによる最高の映画でした。
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2010-02-08 12:25 | つれづれに
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2010年 01月 18日 展示会巡り
雪降りしきる13日に東京に行き、一昨日帰ってきました。山形は その間、寒波に襲われましたが、東京は雲ひとつない青空でした。 風は冷たいのですが、陽射しが入る室内では暖房いらず。
 
北極圏からの湿った寒気が日本海側で雪を降らし、軽くなって 太平洋側に渡ることからの現象だとは分かっていても、なんだか やりきれないですね。まして環境税とかで灯油代を上げようなん て、不公平すぎますよね。
 
久しぶりの東京なので、多くの展示会に足をはこびました。この 感想はいずれコラムに書く予定ですが、ここではその足取りを。
 
13日 渋谷 ワタリウム美術館 「ルイス・バラガン邸を訪ねる」
     夜  吉祥寺 焼き鳥屋 いせや総本店
 
14日 神奈川県民ホールギャラリー 「日常/場違い」
     神奈川県立近代美術館 鎌倉  内藤礼 
       「すべての動物は、世界の内にちょうど水の中に
        水があるように存在している」
     夜  浅草 神谷バー
 
15日 麻布 旧在日フランス大使館 「ノーマンズランド」
     赤坂 21−21 DESIGN SIGHT 深澤直人 藤井保
        「見えていない輪郭 展」
     夜  高田馬場 居酒屋 さくら水産
 
16日 新宿 東京オペラシティアートギャラリー 「エレメント」
         構造デザイナー セシル・バルモンドの世界
     新宿 NTTインターコミュニケーション・センター
         「可能世界空間論」         
     夜  有楽町ガード下 居酒屋 登運とん
 
建築やインスタレーションなどの現代アートは 、実際に体験しな ければ理解できません。ハズレもあるのですが、足を運ぶ訳です。 夜の方はというと、いずれも安くて気取りのない 雰囲気が好きで よく立ち寄る所です。 歩き回った後の一杯、至福の時間です。
 
# by cosyoken | 2010-01-18 11:30 | つれづれに
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2010年 01月 06日 仕事始め
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
今日が仕事始めです。今年はどんな年になるのか、良い年になればいい のですが。正月の紙面を見ていても、この国の進路は不透明のようです。
 
そのなかで目を引いたのは、一昨日の「宝島社」の見開き全面広告です。 「明日に向かって跳ぶ」と題して、マイナス要因を並べても何も生まれない、 人々の気持ちをポジティブにするような明るい言葉が必要と説き、最後に 「日本はうまくいく。と思うことから、日本はうまくいく。」で締めていました。
 
なにやら啓蒙書に出ている、「深層心理の効果」のようですが、ほんとに そうだなと思います。不安を煽り立てるより元気がでる言葉が必要ですね。
 
私の事務所への今年の初メールは鶴岡市N邸のNさんからでした。私は 行けなかったのですが年末の30日に仮引渡しがあり、そのご感想です。
 
ところで、由良の家ですが、床の養生が取れて
1Fの大理石と2Fのフローリングがやっと見れました。
全体的に想像していたより、すごい仕上がりです。
家内も大満足しています。
なんていうか住宅雑誌に出てきそうな家です。
以前もお話ししましたが、本当に横山さんに
お願いして良かったと家内と二人で喜んでいます。
 
喜んでいただけてとても嬉しいかぎりです。私にとっての元気のもとです。
今年もこうしたご感想をいただけるよう、がんばっていきたいと思います。
みなさま、よろしくお付き合いください。
 
# by cosyoken | 2010-01-06 09:50 | つれづれに
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2009年 12月 29日 仕事納め
朝はやく目覚めたので、日の出前に家をでて事務所にきました。 事務所の屋上で、雲間から日が昇るのを見ていました。空気は 冷たいのですが、ぴんとした清々しさが気持ちいい。
 
プランスケッチ
 
今日で仕事納めです。年明けの5日までお休みにさせていただ きます。今年もおかげさまで忙しい日々がつづきました。施主の 方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
 
「今年をふりかえって」というタイトルでHPのコラムを久しぶりに 更新しましたので、よろしければご覧ください
 
私的には今年は訃報に接することが多く、残念でたまりません。 生命には限りがある、だから優しさやいとおしさを持てるのだと 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の書評に書いてありました。 また限りのある命だからこそ、輝きがあるのかもしれません。
 
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。
またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
お体にお気をつけて、よいお年をお迎えください。
 
# by cosyoken | 2009-12-29 09:50 | つれづれに
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2009年 10月 26日 芋煮会

 
昨日は川原で芋煮会がありました。むかしから通っている飲み屋 さんの主催で、いつもの常連が顔をそろえました。
 
この店の女主人は年齢不詳で、80才は超えたという声もあります が、いつも元気で若者を圧倒します。
 
きれいともいえない小さな店ですが、店主と常連の顔ぶれが魅力で、 最近はごぶさたですが芋煮会は欠かさずに行っています。
 
プランスケッチ
 
ここの古くからの常連はアウトローが多いのです。70年の学生 運動の闘士たちで、社会でしぶとく生存しているって感じです。 政治や経済の話から、日本酒の話、各地の祭りの話で盛り上が ります。
 
そしてみんな優しいのです。ひと癖もふた癖もあるけれど、人に 優しくたくましく生きているのを見ると、なんだかほっとするのです。
 
# by cosyoken | 2009-10-26 17:08 | つれづれに
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2009年 10月 15日 トホホな話
パソコンが壊れるって、こんなに面倒なこととは、知りませんでした。 今週の日曜日の朝、起動の途中でエラー表示が出たまま固まって。 その数日前から固まることもあったのですが、電源を切ってからまた 起動すると、なんとか動いたのですが。もう、うんともすんとも・・・
 
その日の午後にパソコン屋さんに持ち込んだら、買い替えのハメに。 データも取り出せるかどうか、というので心配したのですが、それは なんとか取り出せて。
 
そして今日、事務所に届いたパソコンと朝から接続の苦労が今まで。 インターネットはすぐにつながったのですが、それからが大変でした。
 
ウィルスバスターの継続に午前中かかり、メールの接続にサーバー が2つなので、今までかかってしまいました。電話で問い合わせて 画面を見ながら教えてもらっての作業は、本当に疲れます。
 
明日からは、プリンターなどの接続。携帯のカメラの写真もパソコン に取り込めなくなったので、そのソフトもなんとかしなければ・・・ データは残せても、ソフトが消滅って、なんなんでしょうね。
 
そんな訳で、更新もメールもできないここ数日でした。パソコンって 身近なようで、接続できなければ、どうしようもないことを実感した 次第でした。もうユーザーIDもパスワードもイヤ!!
 
# by cosyoken | 2009-10-15 19:05 | つれづれに
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2009年 08月 15日 お盆休み
ふと空を見上げるとうろこ雲。もう秋の気配ですね。気のせいか セミの鳴き声も弱弱しく聞こえます。
 
昨夜は4年前に設計させていただき完成したM邸に招かれて、 山形の花火大会を見てきました。
 
プランスケッチ
 
玄関の屋根(防水した平らな部分)に窓から出て、ワインを頂き ながら花火を見るのは本当に楽しいひとときでした。
 
新しい住宅地のそこそこに、花火見物の家族が見えます。庭先 に出て思い思いに楽しんでいる光景は、懐かしさを感じました。 また電信柱の電線がはしり、家々の間から見える花火も、なぜ か昭和を感じさせるものでした。
 
先祖を思いそして家族を思うお盆。郷愁とやさしさの気配が漂う 気がします。せわしない社会のつかの間の休日に、思いがけず かつての日本を感じることができました。
Mさんご夫妻、本当にありがとうございました。
 
# by cosyoken | 2009-08-15 12:35 | つれづれに
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2009年 06月 16日 庄内の魅力
今日は気持ちのいい青空ですね。入道雲のような雲も遠くに見え て、もう夏の気配です。青葉も一段と青みが増してきました。
 
先週は金曜日に酒田に行きN邸の打ち合わせがあり、土日の2日 は三川町で催された「未来をのぞく住宅展」に参加し、昨日帰って きました。
 
庄内は本当にいいところですね。日本海、最上川、鳥海山それに 月山と名勝ばかりですし、海の幸、山の幸が楽しめます。 仕事を終えてホテルの近くの居酒屋に行くと、優雅な響きの庄内 弁で女将が迎えてくれて、岩がきを注文すると大きくて味がよく、 地酒がまたうまく至福のひとときを過ごせました。
 
昨日は帰るだけなので、旅気分で映画「おくりびと」のロケ地を見 て歩き、海鮮市場に寄り、久しぶりに土門拳記念館を訪れました。
 
プランスケッチ
 
この建物は建築家谷口吉生が設計し1983年に完成しました。 何度も訪れていますが、見るたびに理路整然とした構成美と 格調の高さに驚きます。展示されていたのは「三人三様」という タイトルで土門拳、勅使河原蒼風、亀倉雄策という巨匠三人の 作品展でした。
 
建物も三人の作品も、凄いエネルギーを放っていて見る者を 圧倒します。こうした刺激は心に活力を与えますね。庄内の 自然と味覚と文化を堪能した4日間でした。
 
# by cosyoken | 2009-06-16 16:45 | つれづれに
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2009年 05月 25日 光象
先週は30℃を越える夏日でしたが、ここ数日は肌寒い日が続きま す。来週には6月に入りますから梅雨の季節ですね。雨も情緒が あっていいのですが、ほどほどに願いたいものです。
 
今回は私の事務所名称にプラスしての光象研究室について。光象 とは、光があたることで見えるものとし、主に立体造形の制作です。 ここでは光象として取り組んでいる陶芸を少しご紹介します。
 
陶芸をするきっかけになったのは、20年前にある喫茶店の設計を した時です。デザインした内装の雰囲気にあう照明器具が見つから ず、いくつかの照明器具を陶芸で造りました。その一つです。
 
プランスケッチ  これは花入れと
 照明をかねたも
 ので、中の照明
 が花を照らし、小
 さな穴から光が
 こぼれます。
 この他にもテーブ
 ルのスタンドや
 壁付けのブラケ
 ットなどを造りま
 した。
 
 
 
 
これ以降、とくに店舗などで蔓やFRPなどのいろいろな素材で照明 やオブジェなど造っています。近頃は本業がいそがしく、なかなか 造れませんが、少しの時間があると徳利などを造っています。
 
プランスケッチ プランスケッチ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左は「横坐り徳利」と名づけ花入れにも使っています。右の名前は 「すっとこどっこい」です。いずれも愛嬌のある形になっています。 見る角度によって表情が違って、楽しくお酒が呑めます。ついつい 呑みすぎてしまうのが難ですが。
 
光象についてはHPのコラムに詳しく書きましたので、よろしければ そちらもご覧下さい。
 
# by cosyoken | 2009-05-25 13:15 | つれづれに
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2009年 05月 18日 十和田市現代美術館
黄金週間の最後の土日に、ふと思い立って青森にでかけました。 今回の連休はずっと山形にいましたので、旅気分を味わいたいと 思ったのです。行き先は十和田市現代美術館。若手建築家の 西沢立衛が設計した話題の建物です。
 
プランスケッチ  大小の白い箱を
 いくつも並べたよ
 うな外観です。展
 示されているの
 は国内外で活躍
 している作家達
 の現代アートで
 す。空間に合わ
 せて造られてい
 る、インスタレー
 ションという形態
 です。
 
 
 
この形態は仮設的な一過性の意味合いがあるのですが、建築と 近い部分もあって展示会にはよく行きます。
 
プランスケッチ  これなどはまさに
 それで作品名は
 「光の橋」。光と
 音とガラスででき
 た六角形のトン
 ネルで空間を五
 感で体験できま
 す。解説書にあ
 る「瞑想の世界を
 経験」、とまでは
 いきませんでし
 たが。
 
 
 
この他にも床一面に色とりどりのビニールテープを貼った作品や 空中を漂っていたいという夢を作品化したものなどがあって、楽し く見て廻ることができました。
 
# by cosyoken | 2009-05-18 11:25 | つれづれに
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2009年 04月 20日 花見
明日から雨が降るようなので、今日あたりで桜も見納め でしょうか。12日にはほぼ満開でしたから、今年の桜は がんばりやさんでしたね。
 
昨日の日曜日は設計仲間の花見がありました。場所は 上山市の月岡公園。電車にのってかみのやま温泉駅、 途中「おくりびと」の撮影が行われた川沿いの家を見て、 上山城がある公園へ。
 
プランスケッチ
 
最高の花見日より、そしてロケーションでした。雲ひとつ ない青空に満開の桜。遠くに見えるのは残雪の蔵王です。 のびやかな大自然のなかで飲む酒は格別でした。
 
桜の季節に旅行にいくと、その場所ごとに雰囲気が違い ます。京都の桜はとてもあでやかでみやびな妖艶さを 感じます。貴族が1300年かけて創り上げたことが分り ます。東京の桜はとにかくエネルギッシュです。例年、 上野公園の満開時には15万人を超える花見客が訪れ、 酔客の歓声が上野の森にこだまします。
 
山形の桜は大らかなのびやかさを感じます。大自然と 人間の営みが共にある、と実感できます。
どこの場所でも、それぞれの良さがあり、お酒を飲まず にはいられません。おっと、これは酒飲みの口実です。
 
# by cosyoken | 2009-04-20 11:15 | つれづれに
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2009年 03月 25日 イチロー
野球ファンというわけでもないのですが、今回のWBCは現場で 打ち合わせをしながら、事務所で仕事をしながら見ていました。
 
特に昨日の決勝戦では9回裏の同点でガックリ、10回の攻めで ドキドキ、イチローのファールの粘りの後にでた2打点タイムリー。 その裏のダルビッシュの気合の入った投球で三振にとり優勝。 勝負にかける執念と一人一人の人間のドラマに感動しました。
 
イチローのキューバ戦後のインタビューで「3打席目のバント失敗 で、ほぼ折れかけていた心がさらに折れて」と話した言葉に、世界 のイチローの人間味を感じました。
 
あの不調から見事に復活しての昨日の活躍ですから、なおのこと イチローはうれしかっただろうし、彼の少年のような笑顔に胸が熱く なりました。
 
どんな状況でも逃げないで、苦しみ、もがきながらも自分を信じ 打席に立つイチローと、そんな彼を信じつづけた原監督の采配 で世界一の栄冠に輝きました。サムライジャパンからいろいろな ことを学ばせてもらえたことに感謝します。
 
# by cosyoken | 2009-03-25 16:50 | つれづれに
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2009年 01月 07日 仕事始め
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
今日が仕事始めです。本当は昨日のはずでしたが、東京にいた4日頃 から風邪をひいてしまい、5日に帰ってから寝込んでしまいました。 展示会めぐりで歩き回ったせいなのか、屋台で飲んだせいなのか。
 
新年のめでたさも、世界を覆う暗いニュースにかき消された様相です。 ことにこの日本は社会保障制度もセーフティネットもないままに、市場 主義をおし進めた結果、このような事態を招いた政治家や企業の責任 は犯罪にひとしいものです。
 
派遣法の見直しが議論されていますが、ここに至っても企業のトップ は「見直しするなら工場を海外に移す」と脅しています。自社の利益 のみを追求し、社会全体のことを考えない姿勢に怒りをおぼえます。
 
これからますます厳しくなるという予測が多いのですが、私はこの変 革期を経て社会が元の健全な姿になると期待しています。それは 正月からの新聞などで、市場主義や競争社会の反省とともに、日本 の伝統である終身雇用や助け合い精神が見直されているからです。
 
競争にあけくれ、ぎすぎすとした社会になってしまったのは、米国流を マネしたからです。その米国流が破綻した以上、模範とすべきは元の 日本しかないと思えるのです。
 
また外需依存の体質の失敗から、内需拡大にシフトを変えようとして います。住宅控除の枠の拡大のように税制や金利の引き下げなど、 あらゆる手をうつことになると思われます。これは地方の活性化につ ながり、中央に吸い取られる構図から地方が潤う構図への変化です。
 
今年は選挙の年でもあります。この不況を政策不況、人災不況とも いわれています。国民を見ず企業だけを見る今の政治が変われば、 この国は大きく変わると思います。
 
これらの明るい見通しがある以上、暗くなることはないのだと自分に 言い聞かせ、今年もがんばっていこうと思います。 みなさま、よろしくお付き合いください。
 
# by cosyoken | 2009-01-07 18:28 | つれづれに
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2008年 12月 28日 仕事納め
クリスマスの夜から降り続いた雪に、街は一面の銀世界です。 こうした雪景色も青春時代には、それも恋人と見たりすると寒さも 感じないで、自分たちだけの素晴らしい舞台のように見えたもの ですが・・・今では雪見酒。あの頃がなつかしい。
 
プランスケッチ
 
昨日は事務所の仕事納めでした。最後の仕事はO邸のクローゼ ットの棚造り。施主施工のお手伝いでした。年末年始は今日から 年明けの5日まで、お休みにさせていただきます。
 
今年もおかげさまで忙しい日々が続きました。基本設計に実施 設計そして現場監理の連続でした。施主の方々には本当に感謝 しています。ありがとうございました。
 
今年の感想は「今年をふりかえって」というタイトルでHPのコラ ムに書きましたので、よろしければご覧下さい。
 
一文字で表すと私の場合は「変」ではなく「情」です。企業と政治 の非情、それに対して動き始めた温情。人間は物ではないという 抗議の声。米国追従の拝金主義の終焉の年だったとすれば、 明るい未来が開ける転機かもしれません。
 
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。 またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。
お体にお気をつけて、よいお年をお迎えください。
 
# by cosyoken | 2008-12-28 17:55 | つれづれに
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2008年 12月 15日 朝焼け
今朝、早く目覚めたので久しぶりに朝の散歩にでかけました。 ひんやりとした空気でしたが、夜明けの空は澄み渡り気持ち いい散歩になりました。
 
プランスケッチ
 
そのまま事務所にきて、屋上から朝焼けの空を撮りました。 朝日が昇る直前の光景は、おごそかな神々しさを感じます。
 
こうした自然の壮大なドラマからすれば、人間社会の営み などほんのささいな出来事にすぎないとは思うのですが。
 
それにしてもね。世界を覆う暗いニュースと直接的に関係 している私たちの経済に、やるせなさを感じてしまいます。
 
こんなときこそ政治が機能しなければならないのに、あき れるばかりです。こうなったらオバマに期待するしかない?
 
# by cosyoken | 2008-12-15 15:35 | つれづれに
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2008年 11月 10日 タカダワタル的
木枯らしが吹き枯葉が舞い落ちていきます。7日は立冬でしたから季節は 晩秋から冬へと駆け足で向かっているのですね。
 
7日の夜だけ上映された「タカダワタル的ゼロ」という映画を観てきました。 3年前に56歳で亡くなった高田渡というフォークシンガーを撮ったドキュ メンタリー映画です。吉祥寺の焼き鳥屋「いせや」でほろ酔い気分で語り、 ライブで仲間にかこまれ楽しそうに歌っている姿が映されていました。
 
高田渡は40年前から詩人の詩にカントリー風の曲をつけて歌っていました。 代表作は山之内獏の詩に曲をつけた「生活の柄」です。放浪生活の自由さと 哀愁を感じさせる詩を飄々として歌う彼の歌声は、どこまでも優しく心にしみ るものでした。彼自身も根強いファンに支持されていましたが、ヒット曲がある わけではなく、ライブハウスでの活動と焼き鳥屋に通う日々。それでも彼は いつも笑顔をたやさず人生を楽しんでいるように見えました。
 
ふと思うのは先ほど詐欺罪で逮捕された小室哲哉のことです。100臆円を 稼ぎ出し、家賃月200万円のマンションに暮らし、結局お金に困り詐欺を はたらいてしまった。
 
人間の欲望はきりがなく、追いかけていけば遠のいてしまい不満だけが残る。 満足できない不幸よりも、なにげない日常にある幸福をみつけた方が、心 安らかに生活できる。こんなことを高田渡は教えてくれたように思うのです。
 
# by cosyoken | 2008-11-10 14:30 | つれづれに
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2008年 10月 26日 おくりびと
久しぶりにHPのコラムを更新しました。映画「おくりびと」の感想 を書いています。よろしければそちらもご覧下さい。
 
納棺師が主人公の映画で舞台が山形です。ここではロケ地の 一つだった上山市の撮影場所を見にいったことなどを。
 
上山では主人公の実家という設定で撮影されています。川沿い にある空家の外観に手を加え、周辺とともに撮られました。
 
プランスケッチ  この写真の左か
 ら2番目の家が
 そうです。主人公
 の小さな頃に父
 親がジャズ喫茶
 をやっていたが
 女性と失踪し、そ
 の後を今は亡く
 なってしまった母
 親が居酒屋をし
 ていたという設定
 です。
 
 
 
映画というのは凄いですね。物語にそったロケ地を探し出し、 あたかも現実と思わせてしまう。温泉街の風情が漂う川沿い の今は誰もいない実家。そこに夢を失い田舎に帰った主人公 と妻が住み始める。とりあえず職さがし、そして納棺師に。
 
私が行ったのは夕暮れ時のせいか、見慣れた風景がまるで 映画のワンシーンのように見えたのです。そこにあの二人が 今もいるかのように。行き交う人たちも登場人物のように。
 
いい映画でしたよ。笑えて泣けて感動して。お薦めです。
 
# by cosyoken | 2008-10-26 10:26 | つれづれに
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2008年 10月 20日 秋の公園
秋も深まりましたね。通勤途中にある公園では、色付き始めた葉や 今が最も美しい葉、それに枯葉になってしまった葉が混じり合って 秋らしい風情になっています。
 
こうした光景は、他の季節にはない深みを感じます。早春の新緑も 夏の青葉もいいのですが、紅葉と枯葉が同居する秋は、単色には ない味わいや深みを醸し出します。こんなことを感じるのは、昨日 映画「おくりびと」を観てきたせいかもしれません。
 
プランスケッチ
 
さて、今週も始まりました。現場が二つとも追い込みなので、先週 決定したことが今週には形になっていたりと、ダイナミックに進行し ているのを見るのは楽しいことです。
 
施主の意向を受けて図面を書くのですが、施工のプロが「こんなの できないよ」と言ったらそれで終わりです。なんとか実現するために 知恵と技をだしてくれます。それがうれしいのです。
 
# by cosyoken | 2008-10-20 14:26 | つれづれに
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2008年 09月 30日 アートよりも政治家に
鳥海山で初冠雪、昨年より15日早いというニュース。寒い訳 ですね。季節の移り変わりを肌で感じます。
 
先週の金曜日から東京に行き、昨日帰ってきました。メーン イベントは101歳になる父の誕生会です。乾杯のシャンパン より日本酒がおいしいといって飲んでいましたから、なんとも はや凄いものです。
 
この間いくつかの展示会に行ってきました。大きいのは3年 に一度開催される「横浜トリエンナーレ2008」です。世界 各地から73名のアーティストが競演、とあるので期待して 行ったのですが、過去2回とは異なり立体より映像が多く、 また退廃的な作品が多くちょっと期待はずれでした。
 
プランスケッチ
 
会場から出て帰ろうとしたとき、ちょうどこの光景に出会い ました。無数のシャボン玉が空に舞っていきます。それを 子供たちが楽しそうに追いかけていきます。
 
これで救われた気持ちになりましたね。時代がそうだからと 退廃にひたるより、未来を語るほうがいいのです。
 
本当はアートよりも政治家に語ってほしいのですが、政治家 の言葉はシャボン玉よりも はかなくて・・・・・
 
# by cosyoken | 2008-09-30 11:30 | つれづれに
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2008年 09月 01日 引込線
今日から9月。昨日の夕暮れに空を見ていると、うろこ雲が天高く なびいていて夕日に染まっていました。もう秋になりましたね。
 
先週の26日から30日まで東京に行ってきました。遅い休暇です。 いくつかの展示会を見てきました。その一つでなつかしい人に会う ことができたので、そのことについて。
 
出かけたのは所沢で催されていた「引込線」というタイトルの展示会 です。旧車両工場に多くの作家の作品が並んでいました。
 
入ってすぐに扇風機とイスを見つけたので、休憩のつもりで坐り 映されていたビデオの作家名を見ると、増山士郎の名前が。
 
彼に出会ったのは10年前に新庄市で開催されたランドスケープ アート展で、それぞれ泊り込みで作品を造っていたときです。 彼は何百足の靴底を田んぼや畑や山道に貼り付けていました。 スケールの大きさや空想をかりたてる作品に感心したものです。
 
プランスケッチ
 
今回の作品はビデオインスタレーションです。写真の左の木箱のフタにビデオのレンズを設置し、宅配で輸送される様子を中から撮ったものです。一編のドキュメンタリーでした。
 
見終わった頃、彼がやってきてしばらくぶりに話をしました。 現在はベルリンや韓国で創作活動をしているとのこと。すごい ですね。もともとは建築を学んだけれど、建築とアートの中間 領域に興味を持って、その道を突き進んでいる彼。立派です。 私も頑張らなくちゃと、会場を後にしながら思ったのでした。
 
# by cosyoken | 2008-09-01 09:50 | つれづれに
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2008年 08月 18日 八月
お盆休みも終わり、街もにぎわいはじめました。私はどこに行くでも なく、仕事をしながらスポーツ観戦の日々でした。
 
オリンピックや高校野球を見ていたのですが、とくにオリンピックは 人生のドラマに感動します。四年もの間、試合の一瞬にかけて努力 してきたのですからね。勝ち負けという結果よりも、その年月を家族 やコーチや応援する人にささえられて、練習を積み重ねてきたこと を聞くと、なんて凄いんだろうと思います。
 
それに時の運というものも感じます。女子マラソンを辞退した野口 の場合もそうです。ぎりぎりのところでケガしてしまう。そこまでしな ければ勝てないからと無理をして、ほんの数週間もっていれば出場 できたのに、残酷な結果でしたね。
 
選手たちの生命の燃焼をみる一方で、15日の終戦記念日をむか えました。本人の意志とは無関係に、赤紙によって戦地に追いや られ死んでいった多くの人達。それに一瞬のうちに命を奪われた 広島・長崎の市民。
 
今年の八月は命それに人生について考えさせられました。勝敗に かかわらず笑顔でいられるのは、自分の人生を精一杯生きてきた からだと思います。戦争で亡くなった人達は、精一杯生きることが できなかった。平和の大切さを痛感します。
 
# by cosyoken | 2008-08-18 09:30 | つれづれに
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2008年 08月 04日 夏まつり
八月に入り、陽射しはますます強烈になってきました。 光と影のコントラストが強く、西洋画のように見えます。
 
今日は山形市の中心を貫く街路で、物産市が開かれて います。それぞれの町の自慢の産物が並んでいて、 歩いているだけで楽しいものです。
 
プランスケッチ
 
そして明日からは花笠まつりがはじまります。
 
夏まつりで思い出すのは、生まれ育った高畠町二井宿 の情景です。暗い夜道をちょうちんを手に会場に行くと、 村の長老たちがどんと真中にいて、若い衆にかこまれ 楽しそうに酒を飲んでました。子ども心にも偉いんだ なぁと思ったものです。
 
簡素な舞台もつくられていて、民謡一家や地方まわり の漫才師が出演していました。アセチレンの灯りの 夜店で、わたあめを買ってもらい、にぎやかな舞台を 見ていたのを、なつかしく思い出します。
 
# by cosyoken | 2008-08-04 18:45 | つれづれに
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2008年 06月 30日 あじさい
6月も今日で終わりで、明日からは7月。ということは今年もはや 半分を過ぎたのですね。なんと早いことか。
 
プランスケッチ  昨日からの雨に
 濡れてあじさい
 が咲いていま
 す。これほど日
 本らしい情緒あ
 ふれる花もあり
 ませんね。 清
 楚にひっそりと雨
 に濡れるブルー
 の花びらがとても
 美しい。
 
 
 
 
爽やかな気持ちで事務所に来たのですが、現実に向かい合うと ちょっと気落ちします。耐震偽装事件以来、確認申請が煩雑に なり、なかなか確認が降りません。見積りをとれば原油高の 影響もあって、建築資材が高騰し四苦八苦です。
 
偽装事件は絶えないし、物価がどんどん上がっていくのを誰も 止められない現実を、どう考えればいいのだろう。
 
そういえば、水に溶け込んだ花のエネルギーを飲むことで、心の 平安を取り戻せるというフラワーレメディーが話題になっています。 私たちにできるのは、せいぜいこんなこと。いや、元気を出して デモでもしてみますか。
 
# by cosyoken | 2008-06-30 10:55 | つれづれに
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2008年 05月 22日 風景
いい季節になりましたね。木の葉の緑が薄緑から濃い青葉 になり、むせるような生命の息吹を感じます。
 
プランスケッチ  これは上山市の
 里山の風景で
 す。HPのコラム
 にこの風景のこ
 と、映画「山桜」
 のこと、それに山
 形が生んだ優れ
 た人達のことを
 書きましたので、
 よろしければそち
 らもご覧くださ
 い。
 
 
 
このコラムに吉野弘の詩「夕焼け」を載せてしまいました。 著作権の問題もあるのでしょうが、山形出身でもある彼の この詩がとても好きなので、知ってもらいと思うばかりに。
 
この詩にはいくつかの思い出があり、最初に目にしたのは 高田渡の歌集でした。それから吉野弘の詩集を手にし、 数年前には朗読の会で、この詩を朗読するパートナーの 後でギターを弾いていました。
 
他人のつらさを自分のつらさのように感じる、一人の娘を 描いたこの詩に、詩人の温かな目を感じます。
 
それにしてもね、政治家や官僚に少しでもこうした感性が あればなぁ、と深く深く思うのです。
 
# by cosyoken | 2008-05-22 15:58 | つれづれに
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2008年 03月 07日 ふきのとう
いよいよ季節は春ですね。このところの陽気で雪はどんどん 融けていくし、その隙間からふきのとうが顔を出し始めました。
 
プランスケッチ  これは今朝見つ
 けたふきのとうで
 す。今年、初めて
 です。雪にうもれ
 て春を待ち、いち
 早く春の訪れを
 知らせてくれま
 す。その姿と鮮
 烈な香りが私は
 大好きです。
 
 
 
 
 
小さい頃、父と土手でつんだ記憶があります。いっぱいつんで 母に渡すと、その夜は天ぷらになって、またふきのとう味噌に なって食卓に上がります。春の香りがあふれます。
 
雪国の良さのひとつは、春になると植物がいっせいに芽吹くこと です。梅も桜もその他も、躍動感あふれるように動き始めます。 みんな待っているのですね。
 
さて、私はすでに花見のことで気もそぞろです。今月はまず 東京の上野でと、来月は霞城公園で数回、それから私が幹事 当番の仲間との花見は平清水の境内でやってと、それから、 それから・・・・・桜がずっと咲いててくれたらなぁ。
 
# by cosyoken | 2008-03-07 17:30 | つれづれに
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2008年 02月 20日 東京マラソン
先週の土曜日に東京に行き、昨日帰ってきました。主に父の 介護で食事や下の世話です。食事は誰がつくるって? もちろん私です。父からは、まずいと言われますが。
 
日曜日たまたまテレビを見ていたら、東京マラソンがスタート するところでした。ゴールが東京ビッグサイトという展示場。 佐藤総合計画の設計なので、建物見学も兼てと軽い気持ち で出かけました。
 
プランスケッチ  これはゴールの
 光景です。午後
 3時頃ですから
 スタートから6時
 間走ってきた人
 達です。疲れきっ
 た人、笑顔で手
 を振る人、さまざ
 まです。一般市
 民が3万人も走
 るのですから凄
 い!
 
 
 
今回で2回目で15万人が申し込んだそうです。それに ボランティアが1万2千人で、すぐに集まったそうです。 沿道には160万人が歓声を。規模の大きさに驚きます。
 
プランスケッチ  帰りに寄った有
 楽町のガード下
 の飲み屋です。
 お客の半数が実
 際走った人達で
 した。大阪から来
 たという年配の
 人達、フルマラソ
 ンが以前からの
 目標だったという
 若者達。
 
 
 
 
マラソンに年齢は関係ないね、なんて聞こえてきます。 誰もが自慢げに、走ったことの喜びを語り合っています。
 
立ち止まってしまえばそれで終わる。前に進むことで しか得られない達成感。走る人、声援する人、みんな それぞれの人生を生きていると思うと、愛しさを感じます。
 
# by cosyoken | 2008-02-20 14:07 | つれづれに
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2008年 02月 04日 節分
2月に入り、昨日は節分そして今日は立春です。もっとも節分とは季節の 分かれ目をさすので、立春の前日は節分なのです。このことはごく最近 知りました。豆まきの行事をする日とばかり思っていました。
 
我が家でも昨夜は「鬼は外、福は内」と言いながら落花生をまきましたが、 はたして効き目があったかどうか。落花生もすぐに食べましたし。
 
記憶に残るのは遠い昔の幼い頃です。当時私たち家族は高畠町二井宿 という県境の小さな村にいました。今よりもはるかに雪が多く、また寒さが 厳しかった。雪にうもれて春を待つ、といったものでした。
 
節分の豆まきはそんな冬の一大イベントでした。小さな私は前々から鬼の 面を画用紙にクレヨンを塗って造り、当日を迎えます。夜を待ちかねたように 豆まきが始まります。私と兄がお面をかぶり、父が「鬼は外」と言うのを合図 に家の中を逃げまどい外に出ます。外は深々と冷えそして暗かった。やがて 父の優しい声の「福は内」。父は演技がうまく私たちを満面の笑みで「福の 神よくいらっしゃった」と言いながら招き入れるのです。それがなんと楽しか ったことか。子供心にも招かれる喜びを感じたんでしょうね。
 
その後は父はお酒、母は私たちにご馳走を用意してくれていて、福の神の 気分でおいしく食べたものでした。外は寒く、中だって練炭火鉢くらいしか なかったのに、なんで寒さを感じず温かい記憶だけが残っているのだろう。
 
あれから40年の月日が流れました。それでも節分の日の思い出が昨日の ことのようによみがえります。亡き母、今年101歳になる父に感謝。
 
# by cosyoken | 2008-02-04 10:15 | つれづれに
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2008年 01月 21日 大寒
今日から立春までの期間を大寒とよぶそうです。たしかに その名に恥じない寒さが続いています。
 
寒というと私などは日本酒の寒仕込みを連想します。 澄んだ空気、清らかな水、そしてこの時期は冷気で酵母の 発酵がゆっくりと進むために、酒造りに適しているそうです。 そうしてできた酒のしぼりたて、酒飲みにはたまりません。
 
プランスケッチ  これは今朝、出
 勤前に立ち寄っ
 た霞城公園で撮
 ったものです。冬
 枯れの木立の先
 は澄みきった青
 空、そのはるか
 上空をジェット機
 が、飛行機雲を
 つくりながら飛ん
 でいきます。
 
 
 
 
私は寒さが苦手ですが、こうした光景に出遭え、なにより うまい酒ができる東北は、まんざらではないと思うのです。
 
ちなみに一時期どぶろく造りに夢中になった時があって、 このときは早く飲みたい一心で、発酵を進めるために容器 を温めていました。そんなものです。
 
# by cosyoken | 2008-01-21 11:41 | つれづれに
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2008年 01月 07日 仕事始め
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 
今日が仕事始めです。年が明けただけでリセット気分になるのですから 不思議です。初詣にもいって、新しいお守りをもらいましたから、なおさら です。地球の自転によるものとはいえ、新年を迎えるのはいいものです。
 
お正月は東京ですごしました。暖かくてうらやましいやら、くやしいやら。 東京でのことはHPのコラムに書きましたので、よろしければご覧ください。
 
ここでは年末にお歳暮をお届けに伺ったことなどを。
例年、お世話になった方や、その年に完成したお宅、それに現在設計 させていただいているお宅にお歳暮をもって伺います。特に完成して住 まわれているお宅には、住んでからの状況を聞きに伺います。
 
寒さはどうなのか、なにか不都合なことはないか、とお聞きします。 どのお宅も寒くはなく、快適に暮らされているとのこと、それに多少の塗装 のヒビがあるもののそれほどの支障がない様子です。塗装やくるいは一年 内にでるもので、今なら暖房期を過ぎて直せばあとは大丈夫のはずです。
 
なによりも笑顔で迎えていただけるのがうれしいですね。その年の最後に ご褒美をもらうような気分になれます。ありがたいですね。
 
すべてのことを透明にしている信頼感だとも思うのです。基本設計から 一年近くのお付き合い。詳細な見積りの検討、現場での打ち合わせ、 共同作業で家づくりをしてきたという実感が、お互いにあるからだと思う のです。当たり前のことをしてきただけなのですが。
 
さて今年もこれから現場が始まりますし、新しい施主の方との出会いが あると思います。笑顔で年の瀬が迎えられるようがんばります。
本年もよろしくお付き合いください。
 
# by cosyoken | 2008-01-07 14:27 | つれづれに
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2007年 12月 28日 仕事納め
今日が仕事納めです。大晦日に東京に行き、5日に山形にもどり 7日が仕事始めという予定です。もっともその間も図面を書きます ので、休みなしというか、もちろん元旦は朝からおとそですけどね。
 
今年はおかげさまで忙しい日々が続きました。現場、基本設計、 実施設計とめまぐるしく過ぎて行ったという実感です。
 
なんといっても、完成して入居された施主の感想がうれしいですね。 「家を建ててよかった、心からそう思います」という言葉が聞けて、 私も幸福な気持ちになれる、今年もそんな一年でした。 施主の方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。
 
「今年をふりかえって」というタイトルでHPのコラムも更新しました。 よろしければそちらもご覧ください。
 
来年こそは明るいニュースが聞きたいですね。みんなが笑顔で いられる社会になればいいと願います。せめて私の役割である 設計では、そうしたいとがんばります。
 
今年も多くの人にお世話になりました。ありがとうございました。 またこのブログをご覧いただき、ありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。お体にお気をつけて、 良いお年をお迎えください。
 
# by cosyoken | 2007-12-28 10:25 | つれづれに
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2007年 11月 19日 変化
初雪です。昨夜からふり続いていた雪で、朝は銀世界でした。 11月はご挨拶というように、一度はふるものですが、今年は ちょっと早くはないのかい。それにしても律儀なものです。
 
プランスケッチ  これは通勤の途
 中の公園で撮っ
 たもの。黒い犬
 が飼い主おかま
 いなしに雪と遊
 んでいます。雪
 でうれしいのは
 犬と子供、昔か
 ら決まっていま
 す。これも変わり
 ませんね。
 
 
 
 
昨日は映画「続三丁目の夕日」を観てきました。泣かせます。 貧しくとも助け合いけなげに生きていた時代。人の情が温かい 社会。子供の素直な笑顔。明日を夢みることのできる幸福。
 
成功した実業家が金にものをいわせようとしたとき、主人公が 「お金では買えないものがあるんだ!」と叫ぶ。
 
この映画をノスタルジアで観るべきではない。たった50年や そこらで人間の心根まで変わる訳がない、と信じたい。
 
競争主義は少数の勝者しか生み出さない。その勝者の発想 でこの社会が動かされている。これを替えるのは実は簡単な ことかもしれない、と政治のドタバタぶりを見てて思うのです。
 
# by cosyoken | 2007-11-19 17:35 | つれづれに
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2007年 11月 12日 コンサート
先週の土曜日にあるコンサートに行ってきました。この日は酒田市で 午前と午後にそれぞれ打ち合わせがあり、高速道路の行き帰りでしたが 夕方からのコンサートに少し遅れたもののなんとか間に合いました。
 
それにしても高速道路は苦手です。7月にスピード違反でつかまって 以来、安全速度を守ると後ろからあおられるし、夕暮れに霧がかかる 月山越えはなかなかつらいものがあります。
 
さて、そのコンサートは「藤田和子 渡辺哲哉メモリーコンサート」という もので、遊学館で催されました。
 
プランスケッチ
 
藤田さんは長年音楽の先生として教壇に立たれ、退職後「霞城の森 合唱団」の指導もされています。一度ご自宅で歌声を聞かせていただき この日のコンサートを楽しみにしていたのです。のびやかで情感あふれる 歌声で聴衆を魅了してくれました。
 
後半は「霞城の森合唱団」との共演でした。少年少女の歌声による 「さとうきび畑」など聞きごたえのあるものでした。
 
プランスケッチ
 
フィナーレは会場の皆さんと「千の風になって」で、とても良かったのですが、 この曲を聴くとある替え歌が気になってしかたがないのです。
 
それは風刺コント集団のザ・ニュースペーパーがテレビで歌っていたもの。
 
社会保険庁の前で泣かないでください
そこにお金はありません
データなんかありません
藤田さん、ごめんなさい。
 
# by cosyoken | 2007-11-12 14:55 | つれづれに
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2007年 11月 02日 葛飾柴又
11月に入り、晩秋から初冬に移り変わる季節です。 「雪やこんこん」のメロディが道から聞こえてきます。
 
今週初め東京に行ってきた折に、柴又によってきました。 そう、フーテンの寅さんの故郷です。少し前に耳にした 山田洋次監督の言葉が気になっていたからです。
 
1969年に始まった映画も後半では、各地へ撮影に 行っても、どこもシャッター街で絵にならず、地元に お願いして開けてもらって撮っていた、という話。
 
そうか、寅さんの行ける場所もなくなっていたんだと思うと、 ちょっと悲しくて柴又に行ってみたい気になったのです。
 
プランスケッチ
 
初めて行きましたが、映画どおりの人情豊かな下町でした。 団子屋のとらやで団子を買って帰ってきました。
 
柴又は観光地として成り立っているのかもしれませんが、 全国の商店街のすたれ方はひどいものです。
 
郊外のショッピングセンターに人が流れ、確かに豊富な 品揃えと価格の安さは得られたのですが・・・・・
寅さんが似合う街がなくなってしまうって、悲しいですね。
 
# by cosyoken | 2007-11-02 16:30 | つれづれに
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2007年 10月 23日 世相
このところ秋晴れのいい天気が続いています。高く青い 空に浮かぶうろこ雲。秋の雲は風情がありますね。
 
プランスケッチ  これは昼休みに
 近くの公園で撮
 ったものです。紅
 葉がきれいで
 す。遠くには黄色
 に色付いたのも
 あります。噴水
 の水が夏と違う
 輝きをしていま
 す。光が柔らか
 いのでしょうね。
 
 
 
 
爽やかな気候で気持ちがいいのですが、このところの ニュースはなんなのでしょうね。惨憺たる有様です。
 
相撲、ボクシングのスポーツ精神の欠落。
厚生労働省の欺瞞。防衛省の癒着。
地鶏や赤福の偽造・・・・・
勝てばいい、ばれなければいい、儲かればいい。
いいわけないじゃないか!
 
王者の内藤に救われましたね。亀田家と対極のような 爽やかで素直な笑顔。映画「三丁目の夕日」に出てた あの少年のようです。なんか、ほのぼのとしますね。
 
# by cosyoken | 2007-10-23 15:18 | つれづれに
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2007年 10月 07日 いも煮会
今日は連休の中日。というものの事務所で仕事です。 でも、昨日は川原で仲間と、いも煮会でした。
 
プランスケッチ
 
手前の連中がそうです。左に2人いるのが焚き木当番。 ビール片手にしみじみとした風情です。右の数人のうち 小学6年生の女の子がいます。これからプールだとか。
 
20年も同じ仲間としていると、月日の流れを感じます。 独身の集まりだったのが、やがて恋人を連れてくるようになり、 結婚し子供が生まれ、10年位前は仲間の恋人、奥様そして 小さな子供が集まり、にぎやかなものでした。
 
それが今では、奥様や子供から見放されてしまって、 もとの仲間だけに戻ったという次第・・・・・
 
プランスケッチ
 
写真のように、たそがれの光景ですが、いいのです。 自然のなかで、仲間との酒はそれだけで楽しいのです。
 
酔っぱらって寝ころがると、見えるのはどこまでも高い 秋の青空。きもちいいんだなぁ、これが。
 
# by cosyoken | 2007-10-07 11:55 | つれづれに
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2007年 10月 02日 100歳
秋らしくなってきましたね。少しずつ木の葉が色付きはじめました。 朝、小さな赤い実をつけた草を見つけました。けなげさを感じます。
 
先月の27日は父の100歳の誕生日でした。よく生きたものです。 家族が集まりシャンペンなどで祝宴を開きました。乾杯の後に 100歳の感想を聞くと、こう応えました。
 
「思いがけず長生きをしてしまって、みんなにやっかいをかけて いるが、もう少しやっかいをかけるようなので、これからもよろしく」
 
酒をのみ蟹をほおばる父を見てると、もう少しどころではない 気がします。なんかすごいですね。
 
100歳になると国から表彰されるのですね、敬老の日に表彰状が 届いたようです。安倍晋三の名があるのには、ちょっと笑えます。
 
冗談をいいながら生きつづける父には敬服するしかありません。 やっかいなんていいのです。生きているだけで素晴らしいのです。
 
# by cosyoken | 2007-10-02 12:12 | つれづれに
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2007年 09月 25日 名月
今日は中秋の名月です。子供の頃にススキと団子でお月見を した記憶があります。今夜は日本酒でと・・・・・
 
プランスケッチ  昨夜の月もきれ
 いでしたね。これ
 は文翔館(旧山
 形県庁)の裏手
 から月を撮ったも
 のです。手前右
 が旧議事堂で
 す。ちょっと異国
 っぽくていい雰囲
 気ですね。
 
 
 
 
 
なぜここにいたかというと、私の友人が主催したコンサートを 手伝っていたからです。「洋と和の 音と心 の出遭い」という タイトルでピアノと尺八の演奏会でした。
 
プランスケッチ  それぞれが独演
 して、最後に共
 演で二人で「千
 の風になって」を
 演奏してくれまし
 た。尺八の風の
 音のような響きと
 ピアノの繊細さで
 聴くものを魅了し
 ました。
 
 
 
 
 
どの演奏もすばらしいものでしたが、文翔館の室内の雰囲気と アーチ状の天井による音響もとてもいいのです。音源にすっぽり 包まれる感じでしょうか。名月もあって、とても素敵な夜でした。
 
# by cosyoken | 2007-09-25 16:38 | つれづれに
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2007年 09月 18日 突っかい棒
気がつけば、もう9月も半ばを過ぎ、秋の花が風に ゆれています。夏の花は射す陽射しに負けない 強さを感じますが、秋の花は可憐さを感じます。
 
先週は仕事に追われ、朝早くから図面を書き、 現場監理をし、打ち合わせに各地に伺うといった 忙しい毎日でした。ありがたいことです。
 
久しぶりに昨日は休日がとれたので、のんびりと 一日を過ごしました。なにをするでもなく、朝風呂 に入り、詩人の故田村隆一のエッセーを読み、 昼過ぎからビールを飲んだりして。
 
この詩人は酒が好きで、酒を「突っかい棒」と称し 「ぼくの精神と肉体を支えてくれる」と書いています。
 
私もそんなところがあるので、よくわかります。 酒を飲んで寝てしまった方が、なまじくよくよと 悩むより、良いと信じて実践しています。
 
あの安倍さんもこれを実践していれば、あんな 惨めな退陣をせずにすんだんじゃないかと、 のんきなことを考えたりするのです。
 
さぁ今夜も実践、実践・・・・・
 
# by cosyoken | 2007-09-18 16:16 | つれづれに
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2007年 08月 29日 介護
今朝などは、ちょっと肌寒いくらいの気温でした。私は昨日 暑かった東京から帰ってきたので、なおさら感じるのでしょう。
 
先週の水曜日から、兄夫婦の旅行の間、父の介護のために 東京に行ってきました。朝晩の食事と下の世話です。
 
暑さのせいもありよけい食欲がないため、なんとか食べて もらおうと用意するのですが、なかなか大変です。
 
お医者さんが診察に来られて、食事はどうですかの問いに 「まずいです!」の一言。がっくりきます。
 
99歳ですから、わがままでもしょうがないのですが、そんな 父に訪問介護の人たちは、丁寧に世話をしてくれます。
 
コムスンからも来ていただいており、よくしてくれています。 お給料のことも聞いてみると、随分安いようです。コンビニ のアルバイトの方が高いとも聞きます。
 
国の介護設定の引き下げが原因らしいのですが、コムスン の本社が六本木ヒルズに賃貸で入っているのですから あきれます。上がこうですから撤退させられて当然です。
 
介護の世話になる人、そしてその家族からすると、その 人たちがちゃんとした給料がもらえ、将来に希望がもてる ようにと願うのですが、今の現状ではお寒いばかり。
 
舛添氏が厚生労働大臣とか。どこまでやってくれるのか。 口先ばかりでは、介護する方される方とも凍えちゃう。
 
# by cosyoken | 2007-08-29 11:07 | つれづれに
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2007年 08月 12日 お盆
今日もすごい暑さですね。日射とはよく言ったもので光が 肌を射して痛みを感じます。仕事で外に出たのですが、 ほとんどの人はお盆休みなのでしょうね。
 
私の友人は秋田の渓流でキャンプだそうです。秋田の ついでに寄ってほしい所があったのですが、朝から酒飲み なのでと断られました。ほんと羨ましい。
 
プランスケッチ
 
これは昨日の早朝、鳥海山の裾野から朝日が昇るところ です。手前の川は日向川です。一昨日、仕事で酒田に行き 泊まった宿から撮りました。
 
庄内地方は内陸とはまた違った風情があっていいですね。 平野があり日本海があり、名山の月山そして鳥海山。 そして街にはいまだ武家文化の薫りがします。
 
お盆中はどこにも行きませんが、藤沢周平の小説を読み 返しながら、海坂藩に思いを馳せてみようかな。
もちろんビールを片手にね。
 
# by cosyoken | 2007-08-12 18:18 | つれづれに
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2007年 07月 30日 国
意外な大差でしたね、昨日の選挙結果は。 2年前の選挙ではあれほど騒いでいたマスコミがうって変わって 静かでしたから、盛り上がりに欠けた気がしていたのですが。
 
フタを開けてみたら、国民の怒り爆発といったところ。 年金・格差・増税・強行採決と続きましたから当然ですね。
 
少し前に、なるほどね、と思わせる文章を新聞で読みました。 政府が企業に派遣社員の枠を広げ、また減税したのは 企業が拠点を海外に移すのを防ぐためというもの。
 
企業が海外に行かれるよりは、国民が犠牲になっても。 そう、企業は国を捨てられるけど、国民は国を捨てられない。
 
こんな発想だから、今度は国民が政府を見捨てたのです。
 
ところで、三谷幸喜の映画「笑いの大学」をご存知ですか。 戦時中に検問官が劇団の座付き作家の台本を検閲するお話。
 
私の好きなシーンがあります。検問官から「お国のために」と いう台詞を入れろと言われた喜劇作家が書き上げた台本。
 
「おくにのためなら死をも恐れない」と言う主人公 そこに女が登場    
「あ、おくにちゃん」
 
国があって国民がいるのではなく、国民がいるから国が 存在するのです。国民を大切にしない政治家なんて いらないつーの。
 
# by cosyoken | 2007-07-30 09:18 | つれづれに
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2007年 07月 19日 誕生日
昨日の18日は私の何十回目の誕生日でした。いつの間に という思いがありますね。年を重ねることで、経験が蓄積 され思考が深くなるとも聞きますが、さて私はどうも・・・・・
 
そんなことで、久しぶりに家族で街にくりだしました。 七日町のオープンカフェでピザとワインで祝盃し、それから 私が設計させていただいたBARボルドーでシングルモルトを。
 
プランスケッチ
 
写真ではちょっと不気味ですが、実際には落ち着いたいい 雰囲気だと評判です。できて16年にもなります。
 
胎内をイメージして洞窟のような造りにしました。内装は 壁天井ともに珪藻土のような塗りで凹凸をつけています。 右の石は私の故郷の高畠石です。そして天井には私の 手作りの照明です。強化プラスチックに彩色しています。
 
16年が過ぎ、味わい深くいい感じになってきています。 私が設計した建物、そして私自身もこんなふうになって いけばいいなと、酔いにまかせながら思ったのでした。
 
BARボルドー 山形市七日町2−1−26
          023−623−7442
入りにくい感じにはなっていますが、値段もそれほどでは ありませんので、お気軽にのぞいてみて下さい。
 
# by cosyoken | 2007-07-19 12:18 | つれづれに
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2007年 06月 04日 欽ちゃん野球
昨日の日曜日の午後1時から、霞城公園内にある山形 市営野球場で行われた野球試合を見てきました。
 
なんと萩本欽一さん率いる「茨城ゴールデンゴールズ」と 地元の「きらやか銀行」の野球チームとの対戦です。
 
プランスケッチ  私たちは外野席
 の芝生の上で観
 戦しました。青空
 の下、欽ちゃん
 のとぼけたおしゃ
 べりやアナウン
 サーとのかけあ
 いは、のどかで、
 あたたかく、とて
 も楽しいひととき
 でした。
 
 
 
 
終わってからも、サインをもらいたいファンのために1時間半 くらいサインをしてたでしょうか。それも、みんなに握手をして。
 
儲けなしで、あれほどまでのサービス精神はどこから くるのだろう。なんであんなにやさしいのだろう。
 
人が人にやさしくする、そのことが、あたりまえと言われて きた日本だけど、今では無意味と言われてしまう現代。 欽ちゃん、がんばって。欽ちゃん、がんばって。
 
# by cosyoken | 2007-06-04 19:00 | つれづれに
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2007年 05月 01日 若葉
今日から5月ですね。木々の若葉がういういしい。 ここ数日青空がつづき、快適な休日を過ごしました。
 
29日の日曜は公園の芝生で、ごろりとなって読書。 読書といっても、公園前の古本屋で買った「つげ義春」 のマンガ。散り残りの花びらが舞う公園にある秘密の 場所で、ビール片手につげの本を読む至福の時間。
 
つげの哀愁のあるマンガやエッセーは、貧しくとも 飄々とした自由さがあり、こうした生き方もあることを 教えてくれます。興味のある方は映画「無能の人」を。
 
昨日の30日は義理の弟夫婦とその子供それに義父 が山形に遊びに来たので、川原で宴会を催しました。
 
プランスケッチ  初夏を思わせる
 陽射しの下、雪
 解け水が輝きな
 がら流れていき
 ます。遠くの山に
 は残雪が、近く
 の山々にはぽゃ
 とした若葉のな
 かに、点々と山
 桜が咲いていま
 す。
 
 
 
 
そういえば、つげの「無能の人」は川原で石を売る男と その家族を描いた物語でした。現代から落ちこぼれた 生き方は、現代へのアンチテーゼにもみえます。
 
川原での宴会が毎日であれば、なんて気楽でいいんだ ろうと、寝転びながら青空を眺めたのでした。
 
# by cosyoken | 2007-05-01 13:18 | つれづれに
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2007年 03月 22日 ネットの輪
季節の移りめというのでしょうか、寒暖の差がありすぎます。 もっとも平年に戻ったという感じですね。これでいいのかも。
 
3年ぶりで携帯の機種を替えました。電池の消耗がはげしく 困っていたのと、カメラ機能も良くしたいという思いもあって 昨日auにいってきたという次第。こんどは324万画素です。
 
プランスケッチ  写真は山形の桜
 の名所、霞城公
 園の東大手門で
 す。桜が咲いた
 らまた撮ります。
 ここのちりぎわの
 桜ふぶきはすご
 いですよ。お堀
 一面がピンクに
 染まり、まさに絶
 景です。
 
 
 
 
私が設計をさせていただいた山形市のM邸の奥様が、ネット ショップの副店長をはじめられましたのでご紹介します。 「山形うまいずマーケット」です。山形人は味にこだわりますから、 美味いものばかりです。それを全国に発信し、販売されるのは とてもいい企画だと思います。ぜひのぞいてみてください。
 
少し前にコーポラティブ・ハウジングのことを書きましたら、早速 不動産の方から土地情報のメールが届きました。HPを拝見し、 さらにブログへと進んだら、なんとY・Yとして私の話題と私のHP アドレスまであるではないですか。ちょっとびっくりしました。 20日にお伺いして話をお聞きしました。これを機にいろいろと 情報交換をさせていただくことになりました。
 
その会社は轄。泉さんです。さきほどブロブをのぞいたら私の コラムが抜粋で載っていました。相互リンクというのでしょうか。 ネットで輪が広がるっておもいろいですね。
 
# by cosyoken | 2007-03-22 18:00 | つれづれに
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2007年 02月 16日 不覚
先週あまりに天気がよかったせいで、私の気がゆるんで いたのでしょう。今週はじめの寒気にあえなくダウン、 ひさびさにひどい風邪をひいてしまいました。
 
12日・13日と打ち合わせや現場をようやく終わるや、 次の日から休みをとり家で寝込んでいました。
 
にんにく、しょうが入りのたまご酒、気兼ねもなく飲み放題。 かいあって、今日から出所という次第。
 
プランスケッチ  写真は12日に
 酒田にいく途中
 に撮った、最上
 川の風景です。
 雪がふりしきる
 中、ゆうゆうと流
 れる川と舟くだ
 り。おもわず名作
 「おしん」のシー
 ンを思い出しまし
 た。
 
 
 
 
おしんが酒田の奉公先へ舟にのる、母が見送る、
「かあちゃーん・・・・・」「おしん・・・・・」
 
山形だから生みだされた物語の、感動的なシーンでしたね。
 
# by cosyoken | 2007-02-16 12:20 | つれづれに
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2007年 02月 07日 カトリーナのおかげ?
なんていい天気がつづくんだろう。2月といえば 冬真最中なのに、春のような陽射しと暖かさ。
 
昨日、あるホテルの改修工事の現場の帰り、 駅前のエビスという飲み屋に立ち寄ったのですが、 カウンターごしにおかみさんと天気の話になって、 「このまま春になるんだべか」というと、店主が
 
「あした聞いてくっから」
 
あの店主はどこに聞きにいくのだろう。
 
異常気象にようやく米国もあわてはじめた。 その理由が実に単純でわかりやすい。
 
異常気象による被害の復旧費用のほうが、 石油で儲ける金額を上回ると推定される、とのこと。
 
一昨年ニューオーリンズを襲ったカトリーナから 真剣に計算をはじめたらしい。 あまりに自国中心的な発想にあきれます。
 
あの店主に返事がどうだったのか聞きにいきたい。
(これも飲み屋にいく一つの口実)
このまま春になるのは嬉しさ半分、怖さ半分 という感じですね。
 
# by cosyoken | 2007-02-07 16:18 | つれづれに
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2007年 01月 30日 静かな木
少しほっとした気分になりたくて、このところ 藤沢周平の本を読み返しています。
 
題名は「静かな木」です。
 
晩年の作品で、かれの心境をかさねているようです。 物語の舞台はあの海坂藩。モデルは山形の鶴岡です。
 
隠居し老年の死を意識している主人公の武士が、 落葉して裸になった境内のけやきの大木を見ての一節。
 
  その木に残る夕映えがさしかけていた。
  遠い西空からとどくかすかな赤味をとどめて、
  欅は静かに立っていた。
・・・あのような最後を迎えられればいい。
  ふと、孫左衛門はそう思った。
 
プランスケッチ  このシーンから
 はじまり、息子が
 かつての上司の
 息子と果し合い
 をすることになっ
 たため、それを阻
 止しようと、過去
 に自分にぬれぎ
 ぬを着せた上司
 の陰謀を、公にし
 ようとする展開で
 す。
 
 
 
それが実り、かつての上司は失脚し、息子は助かり、 また息子に子が、つまり孫ができた喜びで終わる。
 
  青葉に覆われた老木は、春の日を浴びて
  静かに立っている。
・・・これも、わるくない。
   (中略)
・・・生きていれば、よいこともある。
  孫左衛門はごく平凡なことを思った。
 
しみじみとしますね。人生のせつなさと生きることの喜び。 でも抜粋の文章では、わからないと思いますので、 ぜひ読んでみることをお勧めします。
 
生きていれば・・・・・そう生きてさえいれば、きっと いいこともあるにちがいない、そう思わなくちゃね。
 
# by cosyoken | 2007-01-30 17:30 | つれづれに
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2007年 01月 09日 仕事始め
新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
 
今日から仕事始めです。といっても正月三が日は朝から お酒やらお雑煮で寝正月といったものでしたが、 4日からは図面直しなどの仕事をしていました。
 
下の写真は、東京の早稲田にある穴八幡神社の 元旦の風景です。私もお守りをもらうために並びました。
 
プランスケッチ  毎年の恒例なの
 ですが、なぜ東
 京かということは
 HPのコラムに少
 し書きましたの
 で、よろしければ
 ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
今年はどんな年になるでしょう。干支にちなんで猪突猛進 という言葉をよく目にします。
 
どこに向かって走っていくのかが問題です。
政治は右にむかっているようで心配です。
経済は上をめざすのでしょうが、下をおかまいなしでは困ります。
私はマイペースに、依頼された仕事に誠実に取り組みます。
日々の感想や、現場の様子などを随時、紹介していきます。
今年もよろしくお付き合いください。
 
# by cosyoken | 2007-01-09 15:18 | つれづれに
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2006年 12月 28日 仕事納め
一年という月日も、あっというまに過ぎてしまい、 今年もあと3日を残すのみです。 本当に早いですね。
 
今年はおかげさまで、多くの人と お会いさせていただき、仕事も 順調にさせていただきました。
 
建設現場が2つ動いており、年明け そうそうから始まるものもあり、 来年もいそがしい日々が続きそうです。
年内は明日までで、年明け9日が 仕事始めになります。
 
今年、お世話になりました方々、 そして、これをご覧頂いている方々、 本当にありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。
 
では、お体にお気をつけて よいお年をお迎えください。
 
# by cosyoken | 2006-12-28 09:37 | つれづれに
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2006年 12月 15日 夢
先ほど、松坂のレッドソックス入団の記者会見を テレビで見ました。すごいですね。 契約金額もそうですが、かれの言葉にです。
 
「米大リーグが夢でしたか」との質問に 「夢はみることができるけれど、かなわない こともあるから、夢という言葉は好きではない。 目標として信じていたから、今ここにいるのだと思う」
 
このリアルさが、いいですね。 夢と信念の違いかもしれません。
 
けれど、家づくりでは夢という言葉が似合う気がします。 それは家をもつという目標の先に、ライフスタイルが あるからだと思うのです。
 
例えば、光あふれる吹き抜けがあり、開放感の ある空間で生活がしたい、というふうに。
 
家というのは、機能や利便性と同時に、施主によって 異なる、好みや居心地のよさが大切だからです。
 
私の事務所に問い合わせがあり、施主の方に書いて いただく「住宅計画調書」を郵送した際に、こんなメモを 同封したことがあります。
 
「たくさんの夢をお書きください。その夢は小さく なったり、形をかえたとしても確実に実現します」
 
家づくりの第一歩は、家族間で夢を語り合うことであり、 私たちはそれを実現するために努力するのです。
 
たしかに夢とはかなわないこともあります。
けれど、それにむかって努力する過程が意味を 持つのだと思います。
と、思わなくちゃ設計なんて続けられるものでは ないのですよ、ホント。
 
# by cosyoken | 2006-12-15 10:30 | つれづれに
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2006年 12月 08日 朝のリレー
冷えてきましたね。山形市内は雪はまだですが、 蔵王は白一色ですし、近くの山の上の方は白く、 あれがだんだん下がってくると思うと憂鬱です。
 
このところ朝はやく起きて、事務所にきて仕事を しています。昨日は4時からはじめました。
 
忙しいこともあるのですが、私はどうも
ネオンの灯りがともる頃になると・・・
落ち着かなくなるというか・・・・・
ようするに酒です。
 
そんなわけで、早く呑んで、早く寝て、早く起きて、 というスタイルがあっているようです。
 
プランスケッチ  これは昨日の夜
 明け風景です。
 私の事務所があ
 るマンションの屋
 上から撮りまし
 た。 右に見える
 山が蔵王です。
 朝焼けの空にジ
 ェット機が飛行機
 雲をつくりながら
 飛んでいきます。
 
 
 
 
谷川俊太郎の詩で「朝のリレー」というのがあります。 とても素敵なので、一部を紹介します。
 
この地球ではいつも どこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと
そうして いわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 
# by cosyoken | 2006-12-08 16:45 | つれづれに
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2006年 11月 24日 小春日和
小春びよりを辞書でひくと、「初冬の小春のようなぽかぽかと 暖かなひより」とあります。昨日・今日がそうですね。
 
昨日は休日でしたが、あるリフォームの現場打ち合わせや 東根のT邸の打ち合わせで一日が過ぎました。
 
写真は現場からの帰りに撮った馬見ケ崎川の川原です。 すすきの白い穂が風にゆれ、また近くの山々が紅葉にもえ 遠くの山の頂上は雪で白くなっているという光景が、 とてもきれいだったので思わず車をとめ撮りました。
 
プランスケッチ  山形の良さはこ
 うした風景です
 ね。山々と川とい
 う自然に つつま
 れ、四季折々に
 変化していく様を
 みせてくれます。
 
 
 
 
 
 
 
 
山形の自然の美しさを文章で表現したのが、故藤沢周平でした。 そして映画化になって今度は映像で見せてくれます。
 
見慣れた風景が、映像を見てあまりの美しさに息をのみます。 木村拓哉主演の映画「武士の一分」がもうすぐ上映されます。 藤沢の世界が、そして山形の自然がどのように描かれているのか いまから楽しみです。
 
# by cosyoken | 2006-11-24 14:30 | つれづれに
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2006年 11月 08日 東京
木枯らしが吹き、枯葉が風に舞っています。 昨日が立冬、そろそろ冬の気配です。
 
先週の連休は東京に行ってきました。 主に父の世話ですが、日中は建物や 美術館めぐりで、都内を歩き回りました。
 
あいかわらずの活気で、大きなビルや 首都高速道路の建設が続いています。
 
プランスケッチ  六本木や汐留そ
 れに品川などの
 再開発では ピカ
 ピカの超高層ビ
 ルが建ち並んで
 いますが、 なぜ
 か空虚さを感じ
 てしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
人間の力をはるかに超えた営みに見えるせいか、 人間のぬくもりが欠落しているように見えるせいか。
 
見上げれば超高層ビル。その足元にはホームレスの群れ。 この格差社会はなんなんだろう。
 
多くの人を押し退けて勝ち組になった、 ほんのわずかな人たちがこの国を動かしているという実感。
 
強者が弱者をいじめているのだもの 子供がマネをするのも・・・・・
 
街並みと人ごみに疲れて、たまに行く有楽町の ガード下の飲み屋によって来ました。
 
楽しそうに呑んでいる酔っ払いの笑顔が並んでいる、 気取りのない雰囲気に、ほっとしました。
 
# by cosyoken | 2006-11-08 17:12 | つれづれに
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2006年 11月 01日 公園の陽だまり
今日も秋の青空で、雲ひとつない晴天です。 事務所で図面を書いているのに疲れて、 外に出かけてきました。
 
行く先は、最上義光記念館の前の公園です。 桜並木がいま紅葉で美しく、噴水の水しぶきも 光にきらめいていました。
 
陽だまりのなかで、ぼんやりしているのが とっても気持ちいいのです。
植木屋さんが枝ばらいをしています。 ちょっとだけ羨ましい。
 
設計の仕事は、ドラマなどでは華やかな職業 のように演出されたりしますが、実際は 地道にこつこつと図面を書く日々の連続です。 蛍光灯の下でアイディアを搾り出しながら、 スケッチを描き、図面化していく作業です。 これがなかなかつらい。 近い職業といえば、小説家などの作家でしょうか。 締め切りに追われ、ホテルに缶づめにされて。
 
喜びも共通でしょうね。読者が喜んでくれる。 建て主さんご家族が喜んでくれる。 さあ、これからまた図面にむかうことにするか。
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2006-11-01 17:22 | つれづれに
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2006年 10月 27日 はじめまして
はじめまして、横山です。
山形市で主に住宅の設計をしている建築士です。
 
ホームページもあるのですが、ここでは なにげない日常のひとこまや、家づくりの 現場での作業状況などを、おりにふれて 書き込んでいきたいと思います。
よろしくお付き合いください。
 
写真は先週のT邸の現場で、縄張りといって 建物の位置を決める作業をしています。
柿の実と秋の青空がきれいですね。
 
プランスケッチ
 
# by cosyoken | 2006-10-27 09:58 | つれづれに
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  2011-04-21 原発事故
  2011-04-14 耐震
  2011-04-07 希望
  2010-09-14 エコハウス
  2010-08-30 コンペ(設計競技)
  2010-05-31 基本プラン
  2010-02-26 バラガン邸
  2010-02-22 中庭のある集合住宅
 2009-12-04 山形家づくりの本2010
  2009-09-07 リフォーム セミナー
  2009-08-24 バタフライスツール
  2009-02-16 陽だまり
  2008-12-01 挑戦-原点から-
  2008-07-17 照明
  2008-05-08 国立新美術館
  2008-05-01 共同作業
  2008-04-10 施主施工
  2008-03-28 施主支給
  2008-03-24 縄文
  2008-03-13 青森
  2008-01-31 ロフト
  2008-01-14 プリント
  2007-12-20 見積り
  2007-12-07 普遍性
  2007-11-30 確認申請
  2007-11-09 プランづくり
  2007-08-16 花火
  2007-07-10 基本設計
  2007-05-24 お知らせ
  2007-05-15 ホテル
  2007-05-11 建築家 とは
  2007-04-17 未来をのぞく住宅展
  2007-04-02 東京ミッドタウン
2007-03-16コーポラティブハウジング
  2007-03-01 建築の可能性
  2010-02-14 盛岡にて
  2010-12-27 やまがた家づくりの本
  2010-09-27 子供部屋
  2010-11-08 家事動線
  2008-02-29 極小住宅
  2011-03-21 やさしさ
  2011-03-06 移動の季節に思うこと
  2011-01-14 寒中見舞い
  2011-01-06 仕事始め
  2010-12-31 仕事納め
  2010-12-11 愛燦燦 あいさんさん
  2010-10-18 いも煮会
  2010-08-09 現場から庄内へ
  2010-08-02 お問い合わせ 復旧
  2010-07-26 お問い合わせ 不通
  2010-03-19 早春賦
  2010-02-08 インビクタス
  2010-01-18 展示会巡り
  2010-01-06 仕事始め
  2009-12-29 仕事納め
  2009-10-26 芋煮会
  2009-10-15 トホホな話
  2009-08-15 お盆休み
  2009-06-16 庄内の魅力
  2009-05-25 光象
  2009-05-18 十和田市現代美術館
  2009-04-20 花見
  2009-03-25 イチロー
  2009-01-07 仕事始め
  2008-12-28 仕事納め
  2008-12-15 朝焼け
  2008-11-10 タカダワタル的
  2008-10-26 おくりびと
  2008-10-20 秋の公園
  2008-09-30 アートよりも政治家に
  2008-09-01 引込線
  2008-08-18 八月
  2008-08-04 夏まつり
  2008-06-30 あじさい
  2008-05-22 風景
  2008-03-07 ふきのとう
  2008-02-20 東京マラソン
  2008-02-04 節分
  2008-01-21 大寒
  2008-01-07 仕事始め
  2007-12-28 仕事納め
  2007-11-19 変化
  2007-11-12 コンサート
  2007-11-02 葛飾柴又
  2007-10-23 世相
  2007-10-07 いも煮会
  2007-10-02 100歳
  2007-09-25 名月
  2007-09-18 突っかい棒
  2007-08-29 介護
  2007-08-12 お盆
  2007-07-30 国
  2007-07-19 誕生日
  2007-06-04 欽ちゃん野球
  2007-05-01 若葉
  2007-03-22 ネットの輪
  2007-02-16 不覚
  2007-02-07 カトリーナのおかげ?
  2007-01-30 静かな木
  2007-01-09 仕事始め
  2006-12-28 仕事納め
  2006-12-15 夢
  2006-12-08 朝のリレー
  2006-11-24 小春日和
  2006-11-08 東京
  2006-11-01 公園の陽だまり
  2006-10-27 はじめまして