人生を変えるきっかけ  建築家とつくるスタイルのある暮らし
(株)横山設計事務所+光象研究室は、山形・東京を拠点に住宅・店舗・集合住宅などの設計・監理を手掛ける建築設計事務所です。


上山市S邸の 完成写真と工事日記

■左下に 「工事日記INDEX」 があります。



 
2007年 04月 27日 上山市 S邸 地鎮祭

明日から連休です。9連休という人もおられるそうです。
私はなんの予定もなく、のんびりとするくらいでしょうね。
 
25日に上山市のS邸の地鎮祭がありました。
あいにくの雨でしたが、雨ふって地固まるといいますから。
 
プランスケッチ  神様に工事を始
 めることをお伝
 えし、無事に完
 成できるようお
 願いするわけで
 す。祝詞の意味
 はまったく分り
 ませんが、Sさ
 んや私の名前
 が読み上げられ
 る部分だけは分
 りました。
 
 
 
今日Sさんから届いたメールのタイトルは「S邸新築物語 プロローグ」とありました。いいセンスですね。
 
たしかに家を造るということは、多くの物語が誕生します。
多くの人が集まり、みんなして家づくりに取り組みます。
一つ一つの出来事が積み重なって家ができていきます。
共通の目標は、Sさんご家族が幸福になれる、いい家です。
完成は9月頃です。それまでの進行をお伝えいたします。
 
# by cosyoken | 2007-04-27 17:12 | 上山市 S邸
 
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2007年 05月 31日 上山市 S邸 上棟式

二日酔いです。なにせ昨日は午後3時から飲んでましたから。
最初から日本酒です。いい気持ちで飲ませてもらいました。
Sさんご家族、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
 
昨日はS邸の上棟式でした。一昨日からクレーンが入り一気に 棟が上がり、その後、神事そしてなおらいが行われました。
 
プランスケッチ
 
プランスケッチ
 
久しぶりですね、こんな豪華な上棟式は。最初に棟梁が柱を 金槌で打つ神事、つづいて謡いの合唱、そして施主による餅まき。
 
その後に楽しみにしていた、なおらいです。上座には棟梁を 真中に、その左右に私と棟梁が勤める会社の社長さんです。
 
棟梁に「今日は社長より偉いね」と言うと、社長が「いつもです」 と応えます。みんなの笑顔が並ぶいい上棟式でした。
 
これから週一回の現場打ち合わせが完成まで続きます。
Sさん、「S邸新築物語」の骨格が見えてきましたね。
これからが本編です。展開を楽しみましょう。
 
# by cosyoken | 2007-05-31 11:11 | 上山市 S邸
 
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2007年 06月 06日 上山市 S邸 最初の現場打ち合わせ

今日の午前中はS邸の、現場での初めての打ち 合わせがありました。
 
この家は二世帯住宅です。一階にSさんのご両親、 二階にSさんご夫妻それに子供さん3人です。計 7人が暮らされますので、かなり大きな家になります。
 
プランスケッチ  一階の居間か
 ら食堂、和室を
 見たところで
 す。柱・梁が剥
 き出しの光景も
 いいものです。
 やがて見えなく
 なるのですが、
 「家をささえるの
 は俺達だ」とい
 う声が聞こえる
 ような?
 
 
 
打ち合わせでは屋根とサッシの色、ガラスの種類 を決めていただきました。またキッチンや設備機器 なども、順次決めていくことになります。
 
家をつくるには、かなりのエネルギーが必要です。
また予期しないことがでてくることもあります。それらを 乗り越えていく先に、かけがいのない家があるのだと 思います。Sさん、完成までがんばりましょう。
 
# by cosyoken | 2007-06-06 19:47 | 上山市 S邸
 
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2007年 06月 15日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

梅雨はまだのようですが、あじさいが雨にぬれています。
しっとりとした風情があって、この季節もいいものです。
 
13日の午前にS邸の打ち合わせがありました。
設備機器の確認や外壁の見本材をみてもらいました。
 
プランスケッチ  1階の食堂から
 2階の居間を見
 上げたカットで
 す。現場では床
 下地の準備や1
 階の床下の配
 管をしていると
 ころです。これ
 からサッシが入
 り、外壁の下地
 材が貼られてい
 きます。
 
 
 
打ち合わせのあとに、施主のご家族といろいろと話を させていただきました。家づくりのむずかしさと、責任の 重さを実感します。
 
「S邸新築物語」の中盤に思わぬ展開がありましたが、 これも一つのエピソード。ラストにむけて頑張ります。
 
# by cosyoken | 2007-06-15 16:38 | 上山市 S邸
 
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2007年 06月 21日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

昨日の午前はS邸の打ち合わせがありました。
給湯や暖房の機器の検討をしていただきました。
 
プランスケッチ  現場では根太と
 いって床の下地
 材や、間仕切壁
 の下地材が取
 り付けられてい
 ます。現場の打
 ち合わせは、根
 太の上にテーブ
 ル代わりのベニ
 ヤを置いて、図
 面を広げます。
 
 
 
 
暖房は1階はFFストーブ、2階は深夜電力の蓄熱の予定 です。
FFは価格と効率では一番なのですが、あるメーカー では年内で生産終了です。石油の高騰が原因だそうです。
 
これで一気にオール電化が進むのでしょうが、これ幸いと 電気代の値上げや、原発が増えるのではと心配です。
 
少し前に小型の水力発電機が開発され、水路の流れでも 住宅の電気がまかなえるというニュースがありました。
これが早く実用化にならないかと期待しているのですが。
 
# by cosyoken | 2007-06-21 16:52 | 上山市 S邸
 
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2007年 07月 07日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

今日は七夕です。天気はいまのところ暑いくらいの晴天なので、 夜には天の川がきれいに見えるかもしれません。
 
今週の水曜日はS邸の打ち合わせがありました。外壁や キッチンそれに床材などを検討していただきました。
 
プランスケッチ  現場にはサッシ
 が取り付けられ
 外壁の下地が
 進んでいます。
 写真は2階のリ
 ビングです。紙
 に巻かれた梁
 は仕上げされた
 もので、最後に
 紙がはずされお
 披露目になりま
 す。
 
 
 
このところ読んでいるのが今月号の「芸術新潮」です。
特集が「正直な住宅」で、「大人のための家づくり案内」 とあります。
私の好きな建築家ばかりが紹介されていて、 共鳴できる内容なので、興味がある方は立ち読みでも。
出だしの文章がまたいいので、少しご紹介します。
 
せっかく家を建てるなら、建築家にお願いしたい。
でもデザイナーズホテルのような住宅は、格好良 すぎてちょっと疲れそう。私たちが暮らしたいのは、 もっと素朴で地に足がつき、30年後、50年後に、 今よりもさらに味わい深くなっている家ではないで しょうか。(中略)流行にとらわれず、派手な造形を 追わず、まっすぐに美しい・・・この特集が、そんな 家づくりのためのヒントとなれば幸いです。
 
その通りだと思います。家のデザインに建築家の 個性が出すぎたり、思いつきの表現では、やがて 飽きられつまらなく見えてしまいます。長い年月に 耐えられるデザインで、年月とともに味わいがでて くる家がいい家だと思うのです。
 
# by cosyoken | 2007-07-07 17:07 | 上山市 S邸
 
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2007年 07月 19日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

昨日の午前はS邸の打ち合わせがありました。現場は 床板が貼られ、外壁の下地が取り付けられています。
 
プランスケッチ  これは2階の食
 堂の上部です。
 方向は東面で
 すので、三角の
 窓からは朝の
 光が三角に切り
 取られて入って
 きます。左には
 小さな窓が連続
 していて、空の
 様子が見れま
 す。
 
 
 
打ち合わせでは、天井材の見本を見ていただいたり、 暖房システムの検討をしていただきました。
 
システムといっても大げさなものではなく、室内の暖気を 中間ファンで床下に送風するというものです。これにより 床下のコンクリートが暖められ、簡易な床暖房になります。
 
コラムにも書いていますが、地熱といって地中の温度は 四季を通して13℃位で一定です。それを少し暖めれば 暖房効果が得られるというものです。ローコストですが いままで冬が寒いと言われたことがありません。
 
従来の日本家屋が寒いのは、床下を冷気が通り抜ける からです。ちょっとした工夫で地熱が利用できるのです から、お勧めしています。
 
# by cosyoken | 2007-07-19 11:05 | 上山市 S邸
 
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2007年 08月 06日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

8月に入り、ようやく梅雨があけたなと思ったら、いきなりの 猛暑。これまでの遅れを挽回しようと頑張っている感じ。
 
忙しい毎日が続いており、ブログ更新もままならないまま、 日々が過ぎてしまいました。気がつけば夏本番。山形では 昨日より花笠まつりが始まりました。
 
プランスケッチ  先週の水曜日、
 S邸の打ち合わ
 せがありまし
 た。現場は大工
 さんがドアや窓
 の枠を取り付け
 ています。これ
 が終わるとボー
 ドが貼られ仕上
 げに移ります。
 
 
 
 
 
枠や建具は既製品を使いませんから、自由に色や素材が 選択できるのですが、悩むのは枠の塗装です。木地表しに するのか、壁同色の白にするかです。私の場合、壁同色に してドアの木目を引き立たせることが多いのですが、これも 好みで、木地が好きな方は木地そのままか、こげ茶などに 染色します。
 
S邸では和室が多いので、木地のほうがいいような気が しますが、Sさんのお考えを待っているところです。
 
# by cosyoken | 2007-08-06 07:28 | 上山市 S邸
 
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2007年 08月 20日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

今日も暑いですね。前回、山形の気温のことを書いた その当日、記録が破られました、それも二箇所から。
 
山形の観光協会の人が悔しいとコメントしていました。
埼玉県熊谷市では記録で町おこしだって。
私も話のネタが一つなくなったので、淋しい気持ちは ありますが、またの記録更新はかんべん、かんべん。
今日の午前中はS邸の打ち合わせがありました。
 
プランスケッチ  今月末に家財
 の一部を搬入し
 たいというご要
 望もあって、急
 ピッチで進んで
 います。写真は
 2階の居間の北
 面です。天井が
 斜めに上がって
 いき、高い所に
 窓が連続してい
 ます。
 
 
 
打ち合わせでは、和室のジュラク壁や一般壁・天井の 色を決めていただきました。また浴室のタイルの実物 見本を取り寄せましたので、それを手にとってもらい 決めていただきました。
 
素材は手ざわりも大切です。手ざわりのいい素材や 仕上げにすることも、いい家になる一つの要因です。
 
# by cosyoken | 2007-08-20 17:07 | 上山市 S邸
 
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2007年 09月 05日 上山市 S邸 現場打ち合わせ

先週は秋の気配で少し寒さも感じたのですが、今週 からまた夏の暑さです。残暑なのでしょうね。 夏のなごりと思えば、いとしい気持ちにもなります。
 
今日の午前はS邸の現場打ち合わせでした。
打ち合わせも来週で最後で、その次の週には 引渡しになります。
 
プランスケッチ  足場がはずさ
 れ、姿をあらわ
 した外観です。
 私の設計では
 めずらしく外壁
 にカラーサイデ
 ィングを使って
 います。それも
 3色をタテ貼りヨ
 コ貼りに使い分
 けしています。
 
 
 
 
この住宅は2世帯なので、黒は子玄関と2階の 子世帯、白は親世帯と外観でも分けています。 場所はかみのやま駅のすぐ近くで山形よりです。 私は新幹線で通るたびに見ることになります。
 
建築家の故吉村順三さんが、設計の喜びについて、 完成し住まれている家に夕暮れ時あかりがついて いるのを見るとき、と書いています。わかりますね。
 
# by cosyoken | 2007-09-05 16:37 | 上山市 S邸
 
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2007年 09月 21日 上山市 S邸 完成引渡し

今日も暑いですね。もうすぐ10月だというのにこの暑さ。10月はじめに 仲間とのいも煮会があるのです。そのときまではおさまってもらわないと、 川原で干からびそう。
 
昨日ついにS邸の完成引渡しがありました。4月25日に地鎮祭があって、 5ケ月の工事でした。Sさんも話されていましたが、長いようであっというま です。二世帯住宅なので、基本設計に時間がかかりましたし、工事もそれ なりに大変でしたが、それだけに完成の喜びはひとしおです。完成の様子 を少しご紹介します。
 
プランスケッチ  外観です。右側
 が子玄関です。
 最初にお見せし
 た完成予想図
 が色分けしてあ
 り、そのままの
 形で完成しまし
 た。外壁材の選
 択の際Sさんが
 予想図をもって
 こられ、この通
 りにと。
 
 
 
プランスケッチ  右側が親玄関
 です。白壁に白
 木の引き違い
 戸です。左は親
 寝室前の広縁
 で、その上が子
 世帯のバルコニ
 ーになっていま
 す。広縁ではお
 母様がミシンで
 お裁縫をされる
 そうです。
 
 
 
プランスケッチ  その内部です。
 和室8帖の寝室
 が二つ続いてい
 て、その前に広
 縁です。天井が
 2.4mで天井
 までの障子や
 襖です。さがり
 壁がないので
 広がりを感じる
 ことができま
 す。
 
 
 
プランスケッチ  寝室から食堂
 の方を見ていま
 す。仕上げの素
 材は壁はジュラ
 ク塗りで、天井
 は松合板を寝
 室は市松、食堂
 と広縁は同一
 方向に流してい
 ます。
 
 
 
 
 
プランスケッチ  2階の子世帯の
 居間です。畳に
 障子です。天井
 はシナ合板で、
 キッチンやホー
 ルまで連続して
 屋根なりに登っ
 ていきます。居
 間の先に見える
 のは12帖程の
 ルーフテラスで
 す。
 
 
 
プランスケッチ  右側が居間、左
 側がキッチンで
 す。キッチンはト
 ーヨーキッチン
 を選ばれまし
 た。レンジフード
 の取り付けは天
 井が高いため、
 苦肉の策で側
 板をのばし窓上
 で受けていま
 す。
 
 
 
プランスケッチ  キッチンから階
 段の上がり口、
 その向こうに奥
 様の作業スペ
 ースそれに本棚
 を見ています。
 その奥にはトイ
 レ、洗面、浴室
 と続きます。寝
 室等は居間の
 並びで続いてい
 ます。
 
 
 
ほぼ総二階で延床面積で77坪ありますから、かなり大きな家です。ここに ご両親と息子さんご夫婦に子供さん3人で、7人がこれから住まわれます。
 
Sさんご家族と時間をかけて話し合い、理想を求めて造りあげた家です。
愛着をもって住んでいただきたいし、幸福な生活を願ってやみません。
Sさん、長い間お疲れ様でした。またこれからもよろしくお願いいたします。
 
# by cosyoken | 2007-09-21 17:50 | 上山市 S邸
 
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2008年 02月 11日 Sさんからのたより

暖かな日があり寒い日があり、そうやって春に少しずつ近づいて いくのでしょうね。寒いのは嫌だけど、四季の移り変わりを肌で 感じられるのは、ちょっと贅沢なことかもしれませんね。
 
先日、昨年9月に完成した上山市のSさんから嬉しいメールを いただきました。生活されてからの感想です。「暖かい家」という タイトルがついていました。HPのコラムに紹介させていただき 更新しましたので、そちらもよろしければご覧下さい。
 
Sさんとのお付き合いはHPの問い合わせからです。一昨年の 3月のことですから、それからもうすぐ2年になろうとしています。 こうした月日を共に家づくりをし、喜びの感想をいただけることは 光栄ですし、ありがたいことだと思います。
 
感想のなかに「愛着を持って気持ちよく暮らせる」という一文が あって、この言葉こそ私が願っていたことなので正直ほっとします。
 
家づくりには現在いろいろな選択肢があって、楽な方法もあった でしょう。あえて設計士を選び、現場での打ち合わせに参加された。
私の家づくりの理想とSさんご家族の理想が合致した結果、完成 した家だとも思うのです。私こそが感謝しなければならないのです。
 
Sさん、いろいろありましたけど本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
 
# by cosyoken | 2008-02-11 10:07 | 上山市 S邸
 
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